新潟医療福祉大・玉木聖大「この秋が最後のつもりで」日本文理出身の大砲、覚醒を誓う

スイングを確認する玉木

関甲新学生野球秋季1部リーグが6日に開幕する。初優勝を狙う新潟医療福祉大で、玉木聖大外野手(3年)は今季を勝負のシーズンと位置付けて臨む。日本文理ではプロ注目の長距離砲として鳴らしたが、大学入学後は腰痛にも悩まされ、ここまでリーグ戦出場は春、秋合わせて3試合のみ。秋、戦力として貢献することを自身に課している。

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玉木は決意を言葉にした。「この秋が最後のつもりでやる」。夏は10試合以上のオープン戦に出場して本塁打2本。初球の好球を見逃さないことを意識し、「三振はしても、見逃しは減った」と積極性が出てきた。鵜瀬亮一監督(45)は「右の代打が必要。玉木は両方向の長打がある」と期待を寄せる。

ここまでリーグ戦の出場は2年春の3試合。いずれも代打で1打席ずつで計3打数1安打。新潟大戦で放った中越え二塁打が唯一の安打だ。本来は外野手だが、入学後、腰痛が続いた。今は「1打席で結果を出す」と代打の切り札としてアピールする。

187センチ、94キロの恵まれた体格に裏打ちされた長打力に、日本文理時代はプロも注目。同期のロッテ田中晴也(21)らとともに2、3年の夏の甲子園に出場。計8打数6安打2打点で、2年時の敦賀気比戦では2ランを放った。そんな大舞台での実績も「過去のこと」とこだわりはない。

全国からハイレベルの選手が集まった大学の現実に、一時は「折れそうになった」。それでもチームメートのひたむきな姿に刺激を受け、気持ちをつないだ。高校時代から日課の素振りは今も継続。腰痛のため必要以上の筋トレは行えないが、入学時は105キロだった体重は10キロ以上絞れた。「ここでやらないと。まずチームが勝つこと」。勝利につながる1本を集大成にする。【斎藤慎一郎】

◆玉木聖大(たまき・しょうだい)2004年(平16)8月20日生まれ、新発田市出身。藤塚小5年から野球を始める。紫雲寺中では一塁手と投手。3年生のときに全国中学都道府県対抗に県選抜の一員として出場。日本文理では主に外野手で2年の春からベンチ入りし、2年夏、3年夏の甲子園に出場。187センチ、94キロ。右投げ右打ち。