斎藤佑樹氏が再びハンカチ王子に!駒苫OBとの試合で110球完投勝利 06年夏甲子園決勝再戦

駒大苫小牧OB対早稲田実OB 投球する早稲田実OB・斎藤氏(撮影・黒川智章)

元日本ハム斎藤佑樹氏(37)が6日、北海道長沼町のはらっぱスタジアムで駒大苫小牧OB対早実OBの記念試合を開催した。両チームは06年夏甲子園決勝で対戦し、延長15回引き分け再試合の末、早実が優勝を果たした。この日は国内外から当時のメンバーが集まり、7回制で実施して、12-4で早実OBが勝利した。斎藤氏は19年前と同じく「6番投手」で先発し、7回5安打3奪三振4失点の完投勝利。「とにかく楽しかったですね。久しぶりにこうやって野球をやることと、あの時のメンバーでできたので、感無量です」と喜んだ。

自身が手がける球場で、Wの文字入りベースボールTシャツ姿の「佑ちゃん」が、背番号1を背負ってマウンドに立った。11-2で迎えた6回1死走者なしで、中越えソロ本塁打を浴びると、がっくり。子どもたちにランニング本塁打ではなく、柵越えでダイヤモンドを1周する体験をして欲しいという思いから設置した柵だったが「悔しいですね、ホームランを打たれるのは」と苦笑いした。

最終回の7回2死走者なしの場面では、右ポケットに忍ばせていたハンカチを取り出し、汗を拭うパフォーマンスを見せると、球場にいた人から笑いが起こった。「とりあえず出さなきゃいけない雰囲気だったので、最後余裕ある場面で出した。当時はそんなに余裕はなかったので、必死の思いでやっていたと思う」と、「ハンカチ王子」と人気を呼んだしぐさを思い起こした。

相手エースだった巨人田中将大投手(36)は不在で、この日、駒大苫小牧ベンチには背番号1を着たクマのぬいぐるみが見守った。駒大苫小牧OB本間篤史さん(37)が前日に本人に了承を得て用意した“代打”だった。斎藤氏は「いつかちゃんとみんなそろった状態で、体はボロボロかもしれませんが、みんなで楽しくやれたら」。将来「マー君」との投げ合いも、再び実現するかもしれない。

◆06年夏の甲子園決勝VTR 夏3連覇を狙う駒大苫小牧(南北海道)と、早実(西東京)が夏の初Vをかけて激突。田中将大、斎藤佑樹の両エース同士の熱投は1-1でともに譲らず、延長15回引き分け。決勝では史上2度目の再試合となった。再試合では早実が4-1とリードした9回に、2ランで1点差に迫られるも、最後は斎藤が田中を空振り三振に抑えて初優勝。斎藤は2日間で24回296球、田中は20回249球を投げる死闘だった。

◆早実OB対駒大苫小牧OBの先発メンバー

駒大苫小牧OB(先攻)

1番左翼 岡川★

2番遊撃 三木★

3番一塁 中沢★

4番DH 本間★

5番右翼 鷲谷★

6番三塁 奥山

7番中堅 西田

8番二塁 桜井

9番捕手 小林★

投手 菊地★

 

早実OB(後攻)

1番中堅 川西★

2番三塁 小柳★

3番一塁 桧垣★

4番遊撃 後藤★

5番左翼 船橋★

6番投手 斎藤★

7番二塁 内藤★

8番捕手 古山

9番右翼 佐々木★

 

※★は06年夏甲子園決勝でも先発した選手。駒大苫小牧OBはDH制を採用。