【日本ハム】10安打で1点の拙攻で連敗 清宮は走塁ミス…逆転V遠のく首位と今季最大タイ4差

オリックス対日本ハム 6回表日本ハム1死一、二塁、野村の右飛で飛び出した二塁走者の清宮幸は戻りきれず封殺される、野手大城(撮影・和賀正仁)

<オリックス3-1日本ハム>◇6日◇京セラドーム大阪

2位日本ハムが再三のチャンスを生かせず、3位オリックスに連敗した。“海賊打線”が相手を上回る10安打を放ちながらも奪った得点は1点のみ。好機でたたみかけられず、走塁ミスも飛び出すなど、消化不良な攻撃に終始した。この日も勝利した首位ソフトバンクとは22日ぶりに今季最大タイとなる4ゲーム差に拡大。逆転でのリーグ制覇へ、残り19試合は投打がかみあう勝利を重ね続けたい。

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新庄監督は8月に2度ほど、こんなことを言っていた。「野球はヒットを打つゲームじゃない。点を取りに行くスポーツなんで」。この日の“海賊打線”は10安打を放って、8安打のオリックス打線に“勝利”したが、点数勝負では敗北。それが、野球だ。

接戦に持ち込まれて、白星を取り逃した。得点圏に走者を進めたのは2回、6回、7回の3度あったが、ここぞで大仕事をする打者が出てこなかった。

特に痛かったのは2回の攻撃だ。4番レイエス、5番野村、6番石井の3連打で1点を先制。なお無死二、三塁と押せ押せムードの中で7番田宮、8番山県、9番五十幡が3者連続で空振り三振。ビッグイニングに昇華する可能性もあった序盤の絶好機で沈黙し、試合の主導権を奪うことができなかった。

6回には二塁走者だった清宮幸太郎内野手(26)が打球判断を誤って飛び出すミスも出た。新庄剛志監督(53)も「あんな走塁ミスしてたら勝てるものも勝てないね」と言ったボーンヘッドに、清宮幸は「もうちょっと判断ゆっくりでも、全然ホームに帰れたと思う。ちょっと焦ったのはあります」と反省。安打が出てもミスで得点を奪えない、典型的なパターンだった。

4日までのロッテ3連戦では初戦が8点、3戦目が9点と打線が大量点を生み出してカード勝ち越しにつながった。野球は点取りスポーツ。残り19試合で投手陣と打線がかみあう試合を続けなければ、逆転Vの夢ははかなく消えてしまう。【木下大輔】

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