西武のドラフト5位ルーキー、篠原響投手(18)が7日のロッテ戦(ベルーナドーム)で先発投手として1軍デビューする。
母校である福井工大福井の白水健太監督(31)は「プロ1年目でこうして1軍の舞台に立てるのは本当にすごい」としながら、教え子をたたえた。
昨夏の福井大会は準々決勝で敗退。進路はプロ一本に絞り、夏以降も後輩たちに混じって、むしろ先頭に立って練習をこなすような姿勢だったという。
「入寮前、12月も本当にしっかり練習していました。ボール自体も含め、ひょっとしたら通用するんちゃうかな、という予感が少しありました」
3年夏は背番号10を篠原に渡した。打撃でも引っ張る左腕の酒井大地投手(現東海大)に背番号1を渡している。
「内に秘めるタイプですし悔しさはあったと思います。ただ3年の春に、酒井が肘の調子が思わしくない時期があって。春の大会をあえてほぼ全部、篠原に任せたんです。そこで自信を付けてくれたようには見えました」
強烈な競争相手がいたからこそ、純粋な向上心を高いレベルで保ったままここまで来た。
「でも篠原は、私も中学時代の彼も見ていますけど、中学の時と今でほとんどフォームが変わっていないんですよ。継続性はすごいし、感情のぶれもほとんど見ない。プロの世界は簡単にはいかないと思いますけど、ケガなく、これまでのように一生懸命やってくれればと思います」
大阪桐蔭ではDeNA藤浪と同期だった白水監督。「高校時代の藤浪は別格でしたからね。でもタイプは全然違いますけど、篠原もいいものを持っています」と太鼓判を押している。【金子真仁】