<オリックス3-2日本ハム>◇7日◇京セラドーム大阪
帰ってきた大器の奪三振ショーに京セラドーム大阪がどよめいた。
オリックス山下舜平大投手(23)が腰のコンディション不良から復帰し、今季初の1軍登板。初回は最速157キロを計測し、日本ハム打線を3者連続空振り三振に切った。0-0の2回に2者連続四球から田宮に左前へ先制打。5回は清宮幸に右翼へ10号ソロを運ばれた。それでも5回91球を投じて、3安打2失点。15個のアウトのうち、11個が三振の驚異的投球を披露した。
「久しぶりだったので、多少力んだ部分もありましたけど、途中で修正もできた。次につながる投球ができたと思います」
白星こそつかなかったが、3月7日巨人とのオープン戦以来の本拠地マウンドで待望の復帰。6カ月間、慎重に調整を続けてきた右腕に、岸田監督は「状態は良さそうですし、また次も楽しみ。力強さは出ていましたね。修正するところはあるでしょうけど、安心しました」と喜んだ。
この日はドジャース山本があと1死までノーノーの快投。山下は「アップより優先して見ていました。緊張したんですけど、あれ見てほぐれました。すごかったですね」。海の向こうの大先輩の投球にくぎ付けだった。チームは今季5度目の同一カード3連勝。「ここから日本一も狙えると思う。1試合1試合大切にしてCSにつなげていけたら」。さらなる飛躍を誓った。【村松万里子】