【オイシックス】牧野憲伸150キロ連発でピンチ脱出「厳しいところで勝負」ドラフト戦線浮上へ

6番手で登板した牧野は150キロを連発し2/3を無失点

<ファーム交流試合:オイシックス2―3中日>◇7日◇ハードオフ新潟

オイシックスの遅咲き左腕がドラフト戦線浮上をアピールした。牧野憲伸(25)が中日戦の8回表1死一塁から6番手で登板。球速150キロを連発して2/3回を無失点に抑えた。今季途中から中継ぎに転向。最速151キロの直球を売りに注目度を高めている。試合は2-3で敗れた。

牧野は力で押し切った。1点差を追う8回表に走者を背負った場面で登板。失策と四球で2死満塁にするが、「厳しいところで勝負しにいった」と最後は鵜飼を左飛に打ち取って切り抜ける。この回22球を投じる中、球場の球速表示で150キロを3球マークした。

この日は連投だった。「回の途中での登板は初めて。それでも(150キロが)出たのはうれしい」。前日6日は4番手で8回1イニングを無安打無失点。球場表示の最速は152キロだった。球団のスピードガンでの計測による151キロを自己最速と受け止めているが、球場の計測では8月の楽天戦で153キロを記録。150キロ付近はコンスタントに投げる力を証明している。

6月中旬に先発から中継ぎに転向。それに合わせるように球速がアップ。前所属のBCリーグ信濃で記録した146キロから5キロ伸びた。「冬場から修正してきたことが合ってきた」。右足が地面に突く時点で左腕の位置がトップに来るように意識。成果が出始めたのが中継ぎ転向のタイミングだった。

信濃時代の23年に12勝してBCリーグ最多勝を獲得したが、ドラフト指名はなかった。オイシックス2年目の今季、19日で26歳になる。「私がプロ入り(日本ハム)したのは28歳。年齢は意識しなくていい」。同じ左腕投手だった武田勝監督(47)は叱咤(しった)するようにエールを送る。「この形を変えることなく、調子を崩さないように」。ドラフト指名へ、剛球を披露し続ける。【斎藤慎一郎】

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