【西武】「うわさの篠原響」を大勢の獅子党が初めて目にした 大歓声に本人も球団幹部も感無量

西武対ロッテ 2回表、力投する篠原(撮影・河田真司)

<西武2-4ロッテ>◇7日◇ベルーナドーム

西武のドラフト5位、篠原響投手(18)が1軍デビューした。

そのマウンドさばきをいつものスタッフルームではなく、ネット裏最上段で眺める人がいた。広池浩司球団本部長(52)だ。

「やっぱり臨場感がありますよね」

その席での滞在時間は決して長くなかったが、篠原のボールに時にウンウンとうなずきながら眺める。本部長として、自身が責任を持ってドラフト指名を決めた選手の門出だ。

「うれしいですね。いつもそうですけれど、ファンの方々からこれだけ声援もいただけて」

記者のスマホアプリで計測すると、左翼席からの「頑張れ頑張れ篠原!」のコールはネット裏でも91デシベルを計測した。

福井工大福井時代は背番号10、全国的には無名の投手だったが、高校野球を終えて1年後には1軍で投げるようになった。

西武ファンにとっても、このSNS時代においても映像の少ない「篠原響」は、ある意味“ナゾ”の存在だったといえる。

この日来場した西武ファンにXで「篠原投手の投球を生で見たことはありますか」といった趣旨のアンケートをとった。

約1000人の回答があり、その88%が「生で見るのは初めて」だった。うわさの好投手が、ようやく“近未来のエース候補”として、目の前に現れた-。そんな感じだろうか。

試合前も、試合中も、何度も「頑張れ頑張れ篠原!」が響いた。

敗戦投手にはなったものの、得るものも大きかった。篠原は「ファンの方もたくさん応援してくださって。打たれた後でも頑張れ篠原と声援をくださったので、すごく励みになりました」とデビューを見届けてくれた人々への感謝を口にした。【金子真仁】

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