「もうちょっと3割がいてほしい」宮本慎也氏、セ・リーグの2割台の首位打者争いに言及

宮本慎也さん(2025年7月撮影)

元ヤクルトの宮本慎也氏(54=日刊スポーツ評論家)が8日、公式YouTube「解体慎書」を更新し、セ・リーグの「2割台の首位打者争い」について言及した。

この日時点で同リーグの打率順位は、1位巨人泉口が2割9分8厘、2位広島小園が2割9分6厘、3位阪神中野が2割9分、4位広島ファビアンが2割7分8厘、5位阪神近本が2割7分8厘で、2割台での首位打者争いが続いている。

宮本氏は「ファビアン以外は本塁打が5本以内。昔はもうちょっと本塁打を打つような人が多かったじゃないですか。全体的に投高打低っていう部分があると思うんですけど」と振り返った。

近年打撃指標のOPS(出塁率+長打率)が重視されるようになっていることも踏まえ、「もうちょっと3割が3、4人はいてほしいですよね」と嘆いた。

「まだ可能性として1日に4、5本打つ日があればなんとか徐々にってね。まだ全然可能性はある」と期待も込めた。

2割台の首位打者が誕生すると、2リーグ制以降、史上初となる。「ファビアン以外はすごく長打を打つかといえばそうでもないので、もうちょっと率欲しいなっていうのはありますよね」と話した。

3位の中野については「完全につなぎのバッターなので、ここはしょうがない。その中で19個も盗塁を決めている」と単打を実質の長打とする活躍をたたえた。

「OPSは出塁率+長打率なので、そこを補うのは一芸。OPSが7ギリギリとかでも、中野(この日時点でOPS.685)いうと守備も良くて走れる。2つ秀でているものがあるので、そうなるとチームに必要な選手だよねってなる」と総合力での判断を振り返った。

OPS(出塁率+長打率)について1.000はMVP級、0.900以上がリーグ屈指の強打者、0.650~0.750がおおよその平均とされている。