【ヤクルト】野手で緊急登板の北村拓己、高津監督打診に即答「僕の中で『行けません』なかった」

ヤクルト対DeNA 9回表、投球するヤクルト4番手の北村拓(撮影・江口和貴)

<ヤクルト2-10DeNA>◇12日◇神宮

ヤクルト北村拓己内野手(30)が9回に緊急登板した。1回を2安打1四球1三振の1失点だった。

8点と敗色濃厚の9回、マウンドを託された。名前がコールされると、神宮がどよめいた。

1失点こそしたが、1死一塁から石上を134キロ直球で空振り三振に仕留めた。柴田を137キロ直球で3つ目のアウトを取ると、大きな拍手が注がれた。最速は139キロで、変化球はスライダーを織り交ぜた。大差が付いた状況で、投手の肩を温存させた。

8回の守備後に高津監督から「行けるか」と登板を打診された。即答で快諾し、ブルペンに向かった。試合後、北村拓は「ほんとはあってはいけないというか…そういうものだと思うが、チームのために監督が『行ってくれ』ということだったので、僕の中では『行けません』というのはなかった」と振り返った。「残り試合数が限られた中で、みんなでやっていくしかない。そのために今日は1人(投手を)休ませられた。次の試合、明日、全力で勝ちにいきたい」と言った。

北村拓は巨人時代の23年9月2日DeNA戦で8点を追う8回に登板し、1回1失点に抑えた経験がある。2年ぶり2度目のマウンドとなった。

高津臣吾監督(56)は「明日からのゲーム、来週の7連戦も考えた判断だった。ホセ(オスナ)が『俺が行く』と言っていたが、(北村)拓己にした。スローイングがよく、相手に当てる危険性が少しでも少ないので」と起用理由を説明した。

 

■北村の投球内容

林 中前打

石上 空振り三振

神里 右越え二塁打

蝦名 中犠飛

桑原 四球

柴田 二ゴロ

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