【西武】V可能性が完全消滅 高い投手力背景に7月中旬まで貯金維持、一時首位争いも失速

日本ハム対西武 3回裏日本ハム無死、今川に右越え本塁打を浴びる渡辺(撮影・黒川智章)

<日本ハム5-4西武>◇13日◇エスコンフィールド

西武が敗れ、今季125試合目にしてリーグ優勝の可能性が完全消滅した。

この黒星によって、西武が残り18試合に全勝し、首位ソフトバンクがこの日のナイターを含む残り17試合に全敗しても、勝率や直接対決の関係上、西武はソフトバンクの順位を上回ることができなくなった。

19年を最後にリーグ優勝から遠ざかる。昨季はシーズン91敗の歴史的大敗で、前監督も途中休養に。途中から監督代行を兼任した渡辺久信GM(60)も退団。OBの西口文也監督(52)が昨オフに就任し、広池浩司球団本部長(52)が現場トップに。チームは再建期に入った。

今季は低い下馬評で始まったものの、今井達也投手(27)隅田知一郎投手(26)の両先発とクローザー平良海馬投手(25)を軸とした高い投手力を背景に、7月中旬までは貯金状態を維持。一時期は首位争いにも絡んだ。

しかし交流戦明けから失速。近年、主力野手のFA流出が相次いだことで打力の低下は著しく、投手陣の疲れとともに負けが込んだ。新外国人タイラー・ネビン外野手(28)の活躍や西川愛也外野手(26)の台頭など明るい材料もあったものの、上位球団ほどの選手層はまだなく、力負けも顕著になっていった。

西武はこの日の試合を終え、57勝65敗3分けで借金8の5位。仮に3位オリックスと同じ「貯金6」(13日夕方時点)レベルに届くためには、残り18試合を15勝3敗または16勝2敗と大幅に勝ち越す必要がある。

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