【広島】小園海斗、初のタイトル争い「面白いです」決勝打を含む2安打3打点でスパート

広島対ヤクルト 6回裏広島無死満塁、小園は中前2点適時打を放つ(撮影・加藤孝規)

広島小園海斗内野手(25)がタイトル争いへ、スパートをかけた。決勝打を含む2安打3打点4出塁で勝利に貢献。リーグトップの打率、安打数、出塁すべての数字を上げた。1回無死一、二塁、1ボールからの外角球を引っ張り、日本球界復帰初登板となったヤクルト青柳の出ばなをくじいた。小園の先制打からこの回一挙4得点を奪った。2点差に迫られた6回は無死満塁から2点打で突き放した。初のタイトル争いにも「面白いですね」と言える高い集中力が、4割を超える9月の月間打率につながっている。

先制打のような積極性が持ち味だが、その後の打席で今季の成長が見えた。4回は3球で追い込まれながら四球を選び、6回の適時打は追い込まれてから2球粘って捉えたものだった。「昔から意識はしてましたけど、ちょっとずつ成長はしてるのかな」。追い込まれてからの粘りは三振数にも表れ、547打席で45三振。三振率8・2%はセ・リーグの規定打席到達選手では最も低く、10%未満の打者は2人しかいない。

チームは連敗を阻止。逆転CSへ望みをつなげる戦いが続く。「今週打てたから来週も打てるわけではないので、切り替えて頑張りたい」。タイトル争いをリードする小園の打撃が、広島打線をリードしていく。

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