【ソフトバンク】痛恨走塁死で連敗 小久保監督「最後は走塁が悪い」新庄ハム足音再び…2・5差

ソフトバンク対オリックス 審判に選手交代を告げた小久保監督(撮影・梅根麻紀)

<ソフトバンク1-2オリックス>◇21日◇みずほペイペイドーム

ソフトバンクが本拠地で約4カ月半ぶりの連敗を喫し、リーグ連覇へ2日連続の足踏みとなった。打線が再三の好機で凡退。2点を追う8回は無死満塁の絶好機で無得点に終わり、9回は1点差に詰め寄りながら笹川の痛恨の走塁死でゲームセット。日本ハムが勝ったため、ゲーム差は2・5に縮まった。最短優勝は25日の敵地楽天戦以降。連敗ストップへ、22日は柳田悠岐外野手(36)が1軍に合流する見込みとなった。

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大歓声が、一瞬のうちに悲鳴に変わった。9回。1点差に迫り、なおも1死二塁のチャンスだった。柳町が左翼へ大飛球を打ち上げたが、オリックス中川がフェンス際で間一髪捕球した。二塁走者の笹川は大急ぎで二塁に戻るも間に合わず、アウト。痛恨の「ダブルプレー」で試合は幕を閉じた。

小久保監督は冷静な口調で「最後は走塁が悪いですけどね。まぁ、そんなに簡単に勝たせてはもらえないということ」と敗戦を受け入れた。貯金10以上を稼いでいる得意のオリックス戦で、痛恨の連敗。本拠地での連敗は4月29日~5月1日に日本ハムに喫して以来、約4カ月半ぶりとなった。「経験のある選手はいいでしょうけど、若い選手が出ながらこういう優勝争いをしている。若い選手はワンプレーがどれだけ大事かを感じているところ」。笹川は1点差に迫る中前適時打を放っただけに、次戦以降の奮起を促した。

痛かったのは0-2の8回だった。オリックス岩崎を攻め立て、無死満塁の絶好機を作った。同点、逆転への期待が高まる中、オリックスベンチは山崎をマウンドへ。栗原が空振り三振、牧原大が一邪飛、頼みの代打山川が見逃し三振に仕留められた。前日20日の同戦も無死満塁から登板した山崎に無得点に封じられ、2日連続で同じ光景が繰り広げられた。

9連戦は連敗スタート。指揮官は「それしかないです」と22日の3戦目で連敗ストップを誓った。同戦からは「右脛骨(けいこつ)骨挫傷」から再起を目指す柳田が1軍に合流する見込み。チームの顔の復活で流れを変えたい。

2位の日本ハムが勝ち、優勝マジック7は2日連続変動なし。ゲーム差は2・5に縮まり、最短優勝は25日の敵地楽天戦以降に延びた。新庄ハムの足音が再び聞こえてきた。【只松憲】

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