【日本ハム】伊藤大海が最多勝、最多奪三振の単独2冠狙いきょう先発「やるべきことやるだけ」 

試合前練習を終え、取材に応じる日本ハム伊藤大海=2025年9月27日(撮影・鈴木みどり)

<ロッテ-日本ハム>◇28日◇ZOZOマリン

日本ハム伊藤大海投手(28)が単独での投手2冠を目指して先発マウンドに上がる。

現在ハーラートップで昨季のキャリアハイに並ぶ14勝。27日には「ほんとに勝ちたい。でも、いつもと変わらず、自分のやるべきことをやるだけだと思います」とシーズン自己最多となる15勝目への思いを明かした。

昨季も獲得した最多勝タイトルの争いは、現状でソフトバンク大関と有原が13勝で1勝差となっている。ソフトバンクは残り4試合。伊藤にとっては勝ち星で抜かれる可能性は低く、2年連続最多勝はほぼ手中に収めている状況だが、追いつかれる可能性はある。昨季も有原と14勝で並んでの同時受賞だった。15勝目を挙げれば、初の単独最多勝がグッと近づく。

また、初めての最多奪三振のタイトルも視野に入る。現在は183奪三振で2位のソフトバンク・モイネロ(172奪三振)、3位の西武今井(171奪三振)に対して11奪三振以上のリードを奪っている。

今季のロッテ戦は4試合に先発し、1試合最多が10奪三振で最少は6奪三振、1試合平均では8奪三振だ。データ通りに奪三振を積み重ねて、モイネロと今井との差を広げてトップの座を安泰にしたい。

前回登板はプロ初の中4日での先発だったが、今回は中5日で臨む。「トレーナーさんにケアしてもらう部分はちょっと多くしたりしたけど、自分がやるべきこととしてはそんなに変わりはなかった。中4よりは全然楽。今日も特に問題なく投げられた」と万全を強調した。

悲願のリーグ制覇は届かなかったが、投げる試合に全力尽くす姿勢は変わらない。エース右腕は「いい準備をして明日を迎えられたら」と言った。しっかりとチームを勝利に導く快投を誓う中で、昨季の最多勝と最高勝率の2冠から今季は最多勝と最多奪三振の投手2冠も確実にして、CSへ向けても弾みを付けたい。