元巨人の江川卓氏(70)と阪神OB会長の掛布雅之氏(70)が28日、都内で行われた「週刊ベースボール創刊4000号記念トークショー」に登壇。現在両リーグ本塁打数トップで40本塁打まであと「1」としている阪神佐藤輝明内野手(26)へ熱烈エールを送った。
残り1試合となったが、佐藤輝が達成すれば、阪神生え抜きでは85年の掛布氏以来、40年ぶりの快挙となる。
だが、ここ数試合のプレーを見た掛布氏は「ホームランだけ狙えばいいのにボールが上がらないんだよね」と指摘。軸足をうまく使えていない、悪い時のフォームに戻ってしまっていると話した。
佐藤輝について「まだまだ伸びしろがある選手だと思うので。あと1本はホームランを意識して打たなきゃいけない。意識して打てれば、来年も40本打てると思う」と期待を込めた。
これを隣で聞いていた江川氏は「こういうのは、その成績を納めた人の話ですよね」と感嘆。江川氏も、以前の佐藤輝は内角をうまく打とうとしていたが、ストライクとボールの選択だけで十分と判断できるようになったことが良くなった点と話した。「選択するようになって、ストライクゾーンが彼の中で、例えば10あったものが7くらいにできた」と分析した。
さらに掛布氏はこの日の試合前時点で、588打席中犠飛が2つと少ないことも指摘。「佐藤は走者が三塁の時に犠飛を意識して打ちにいくのが苦手なタイプ。これがあと1本打つことによって変わるんじゃないかな」と期待を込めた。