<阪神2-4中日>◇28日◇甲子園
中日は最後まで難敵だった。1点リードで迎えた9回。守護神岩崎優投手(34)が、先頭の中日細川に中前打を許し、ボスラーに同点の適時三塁打を献上した。さらに1死三塁から、福永に勝ち越しの右前適時打を浴び降板。代わった畠も上林に適時二塁打を許し、リードを広げられた。
今季ワースト3失点を喫した左腕は、責任を一身に背負った。「伊原のこともそうですし、中日戦の勝ち越しがかかっていたので、情けないです」。先発ルーキー伊原の白星を守ることができず、これで今季の中日戦は12勝13敗と負け越しが決定。セ・リーグ全5球団に勝ち越してのセ界制覇とはならなかった。
一方で藤川球児監督(45)は、目の前の結果を一切気にしなかった。「リリーフは準備中なので。うちのチームは次の準備に取りかかっているので、勝負とはちょっと違うんですよね」。見据えているのはもちろんクライマックスシリーズ、そして日本シリーズ。今はそのための準備期間だと強調した。「選手を整えてリフレッシュから戻ってきて、ひとたたきといいますかね。内容等は今じゃないんですよね。形作りという部分では十分じゃないかなと思います」。今季のレギュラーシーズンは10月2日ヤクルト戦(神宮)が最後。残り1試合も有意義なゲームにする。【磯綾乃】