<社会人野球日本選手権関東地区予選:NTT東日本8-2三菱重工East>◇関東代表決定戦◇29日◇大田スタジアム
NTT東日本がDブロックの関東代表決定戦で三菱重工Eastを破り、社会人野球日本選手権大会(10月28日~30日、11月4日~12日、京セラドーム大阪)2大会連続19回目の出場を決めた。
大量6点リードで迎えた9回のマウンドにプロ注目の最速151キロ右腕、寺嶋大希投手(22=愛工大名電)があがった。四球、中安打で無死一、二塁のピンチを招いたが、「気合を入れすぎてしまった。ランナーを気にせず思い切っていこうと、気持ちを切り替えました」。その後は落ち着いて投球。一直、空振り三振。最後は真っすぐで三邪飛に打ち取り、試合を締めた。
昨年のドラフトでも注目されたが、指名されることはなかった。「去年は正直、行けると思っていなかったんです。あと1年しっかりやろう、という気持ちもあったので」と、今年は自分の投球と向き合った。「150キロ以上の球を投げないと、相手を圧倒できない。長いイニングを投げるためには必要かな、と思っていたんですが、今は140キロ代後半でも、質の高い球を投げられればいい、と思うようになりました」。出力を高める練習に取り組み、7割でも力のある真っすぐが投げられるように成長した。「去年よりは、全然いい感じではいます」と、手応えは十分だ。
自信をもって迎えられるドラフト。「全体的に成長できた。でも、今はチームのために投げることに集中。いい結果を残せば、チームも自分も、今までの努力が報われる」と、胸を張る。最高の秋へ、準備は整った。