【阪神】原口文仁が引退会見「本当に多くの方々に支えられ感謝の気持ちが大きい」/一問一答

引退会見する阪神原口(撮影・上山淳一)

阪神原口文人内野手(33)は引退会見で家族、仲間、そして野球への感謝を語った。思い出のシーンには2本の安打を挙げた。一問一答は以下の通り。

   ◇   ◇   ◇

-今の気持ち

少し寂しい気持ちだけど、本当に多くの方々に支えられてここまでやってこれた感謝の気持ちが大きい。

-家族の反応は

妻はよく頑張ったんじゃないかと。子どもたちに伝えたのは(28日の)2軍最終戦が終わってから。長女は分かるけど、下の子たちはまだ分からないかなという感じで。

-阪神で同学年の91年組には

報道が出る前日の夜に伝えた。1軍で戦っているので、ぎりぎりまで伝えないようにした。1軍は勝負の舞台なので、そういうのを気にせずプレーしてもらいたかった。みんな意外と冷静で、またご飯食べて話しようやという感じだった。

-今日の円陣であいさつ

若手のころからお世話になった監督、コーチ、現役を一緒にさせてもらった方も多かった。裏方さん含めてありがとうございましたと伝えさせていただいた。

-どんな野球人生

1軍に上がるまでだいぶ長いことかかってしまって、けがや育成落ちを経験する中で球団が契約してくれたのがすごく大きくて。大好きな野球を続けられた。

-印象に残るシーン

(16年4月の巨人戦で田口から放った)初ヒットは、長くかかったので特別な1本。病気から復帰した(19年6月の)ロッテ戦の1本は、あの球場(ZOZOマリン)にいたからこそ味わえた、ファンの皆さんにつくっていただいた特別な1本だった。

-甲子園はどんな場所か

高校時代にプレーしたけどタイガースに入ってからは別物のような感じ。タイガースファン1色になる中でやらせてもらえる。普段の練習から野球人としての幸せは日々感じていた。特別な場所だった。

-一番の支えは

野球が大好きという小さい頃からの気持ちを持って今までできたことが大きい。目標を持ち続けて、その目標に向かって、前を向いてできたかなと思う。

-家族に伝えたいこと

何が起きても普通に接してくれたのが、すごくありがたかった。子どもたちが成長していく姿を見られることがすごくありがたい。健康にみんなが過ごしてくれることが一番。いつもありがとう、これからもよろしくと伝えたい。

-23年は「バモス」の掛け声でチームを1つにした

久しぶりの優勝でファン熱気を肌で感じられた。リーグ優勝の日の声援は今まで聞いたことないすごいもので、すごく貴重な経験で、これがタイガースのすごさなんだと感じた。

-精神的支柱だった

自分ではそんな感じはなかったが、出ていない時でも少しでもチームのプラスになりたい気持ちがあった。そう思っていただけたら本当にうれしい限りです。

-後輩たちをどう見る

本当に強い。レギュラーに割って入るのはかなり至難。みんな必死に、目の色変えてやっていると思った。よく練習している。若い選手、くすぶってる選手がこれからたくさん出てくるんじゃないかと思う。

-今回、他球団でという選択はなかったか

2軍でも最初の4月に落ちてからの3カ月間、練習してもヒットも出ない、いい内容もないというのが続いてしまった。若い時でもここまではなかった。やめどきはこのタイミングじゃないかと考えた。

-川藤さん、桧山さんら代打へのリスペクトがある球団。仕事への誇りは

スタメンで貢献したい気持ちは常に持ち続けてきた。与えられた場面で結果を出すことをモチベーションにしてきたけど、先輩方のように(1軍に)呼ばれるには成績、年数が物足りないなと。あと5年くらい続けられて、実績ができてきたら、そういう立場を誇りを持ってやれたと思うけど、まだまだ足りなかった。

-CS出場も目指すと

1軍が最高の舞台と肌で感じている。何回2軍に落ちようが絶対1軍に上がってやる、チャンスは絶対来ると思って練習をしていた。弱い姿を後輩には見せちゃダメだなと思っている。

-自身にとって野球とは

小さい頃からいろいろなことを家族にやらせてもらったけど、どれも三日坊主。それが野球だけはどんなにキツくても続けられた。人生が豊かになったので、野球と出会えてよかった。

-打球が飛ばなくなったとかは感じるか

それはあまりない。体的にはやりたい気持ちでいっぱい。今は心が体を動かしてくれているという感じ。最後までケガしてもいいと思って必死にやりたい。

-これから

野球と社会に貢献したい気持ちがある。まだはっきりとは決まっていないけど、子どもに野球を教えたり、裾野を広げたり。経験したものを伝えていきたい。

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