【日本ハム】意識不明の高校生にサイン届けたマルティネス 憩いのジンギスカン/Fチカラメシ

肩ロースを手にする工藤彩音

日本ハム選手に、パワーの源となっているオススメ飲食店メニューを聞く「Fチカラメシ」。第5回はアリエル・マルティネス捕手(29)の憩いの場所「札幌成吉思汗雪だるま本店」の「肩ロース」、「リブロース」です。元ファイターズガールのタレント工藤彩音(23)がリポートします。

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日本ハム・マルティネス「おいしいです。食べやすい。1口食べると止まらなくなります。ジンギスカンを食べたいなって思った時に、ふらっと寄れて、お値段もお手ごろでたくさん食べられる。タレにもにんにくとかタマネギの味がしみこんでいて、おいしかったですが、僕は塩で食べる派です」

煙がもうもうと立ちこめ、着ている服にはにおいが染みつく。そんな「ジンギスカン店」のイメージは覆される。「札幌成吉思汗雪だるま本店」はオシャレでシックな雰囲気。自宅でジンギスカンを食べる際はベランダで焼くという工藤も、「全然煙がモクモクしてないですね。店内もすごくきれい」と、スポーツ選手や芸能人のサインで埋め尽くされた壁を眺めた。

家族でよく訪れるというマルティネスが好む「肩ロース」(1200円)や希少部位「リブロース」(1690円)の味にも驚かされる。工藤は「くさみがなくてやわらかい。脂もあって甘みがあります。ラムじゃないみたい」。20年変わらない自家製秘伝のタレも「ちょっとゴマっぽい感じ。さっぱりしてます」と、上質な羊肉によく合う。

ハロウィーン時期には仮装して来店するほど、マルティネスには憩いの場所。店主の鏡みほさんは、マルティネスを「すごく心のきれいな人」と言う。昨年、鏡さんの知人が、交通事故に遭い意識不明になったことがあった。ファイターズ、特にマルティネスと松本剛が大好きだった高校生。それを聞いたマルティネスは翌日、雨が降りしきるなか来店し「これを渡してあげてください」とサインを書いた。後日には、松本剛のサインも届いたという。

1カ月以上ベッドで寝たままだったが、「意識が戻ったんです。奇跡だって。病院の先生もここまで回復すると思わなかったって言ってました」(鏡さん)。マルティネスのサインが、直接回復に影響したのかはわからない。でも「気持ちがうれしいですよね。感動してしまいます」。どんなときでもチームや仲間のことを真っ先に考える心優しき助っ人は、球場外でも周囲を気遣い、人のために必死になる男だった。

今季は春先に右前腕を痛めてから波に乗れず、1、2軍を行ったり来たり。優勝争いを繰り広げたシーズン終盤もチームの力にはなれなかった。工藤は「今年はケガをしたり、苦しいシーズンだと思うけど、復帰してまた活躍して欲しいです」。ポストシーズンでヒーローになる姿を待っているファンは多い。

◆札幌成吉思汗雪だるま本店 札幌市中央区南6西4-1、6・4ビル1階。午後5時~翌午前2時。不定休日あり。

◆工藤彩音(くどう・あやね)2002年(平14)4月8日、札幌市生まれ。22、23年、ファイターズガールとして活動。特技は書道、バレーボール。おいしいものを食べることが趣味。身長168センチ。血液型O型。「FM NORTH WAVE」の「FUN‘S AFTERNOON」(毎週日曜午後4時)、「ステドラ!~STATION DRIVE SATURDAY」(毎週土曜正午)に出演中。

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