【ソフトバンク】強かった…連覇のタカが偉業達成 最多8人タイトル 5年ぶり日本一へ弾み

ロッテ対ソフトバンク ロッテに勝利しリーグ最多勝に輝いたソフトバンク有原(右)と最多セーブに輝いた杉山(撮影・たえ見朱実)

<ロッテ2-5ソフトバンク>◇5日◇ZOZOマリン

パ・リーグが5日、レギュラーシーズンの全日程を終え、ソフトバンクにNPB史上最多8人のタイトル獲得者が生まれた。敵地ロッテ戦で有原航平投手(33)が14勝目、杉山一樹投手(27)が31セーブ目をあげ、ともにトップタイに滑り込んだ。連覇を果たしたホークスが最終戦を勝利で飾り、貯金35フィニッシュ。15日から始まるクライマックスシリーズのファイナルステージへ弾みをつけた。

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今季リーグ連覇を果たしたソフトバンクが、レギュラーシーズン最終戦で偉業を成し遂げた。投打合わせて8人のタイトルが確定。12年巨人と17年ソフトバンクの6人を上回り、NPB史上最多人数を更新した。小久保監督は「いいレギュラーシーズンだったということですね」とニンマリ。名実ともに王者の貫禄を示した。

先発有原は打者の内角を突く攻めの投球で6回1失点。14勝目を手にし、2年連続で日本ハム伊藤と最多勝のタイトルを分け合った。「僕はチームに感謝するだけだと思う。僕自身はもっと勝てる試合があった。本当にチームに感謝、それだけです」。この日は1-1の7回に山川が決勝のグランドスラム。勝利投手の権利が発生した有原は何度もガッツポーズし、殊勲打の山川には帽子を取って感謝を伝えた。「すごく助かりました」。右腕は15日開幕のCSファイナルまで実戦登板はない予定。「まだまだ反省するところはある。CSに向けて調整したい」と切り替えた。

守護神杉山もタイトルに滑り込んだ。今季初のイニングまたぎで31セーブ目。西武平良と並び自身初のセーブ王だ。身長190センチ超の大男は「うれしいです」と短い言葉ながら笑みをこぼした。6月中旬からクローザーに抜てきされながら勲章を手に入れた。

投手部門では他にモイネロが最優秀防御率、大関が最高勝率、松本裕が最優秀中継ぎ投手。野手部門では牧原大が首位打者、柳町が最高出塁率、周東が盗塁王を獲得した。大関、松本裕、杉山、牧原大、柳町の5人は初戴冠の奮闘ぶり。タイトルホルダーの活躍で貯金35フィニッシュを決めた。CS突破、5年ぶり日本一へ、最高のレギュラーシーズン締めくくりとなった。【只松憲】

【ソフトバンク】NPB史上最多8人がタイトル!有原航平が最多勝、杉山一樹がセーブ王滑り込み