楽天三木肇監督(48)の来季続投が5日、決まった。今季最終戦となった本拠地でのオリックス戦後、石井一久GM(52)が「来年もまたやっていただく」と明言。「一緒にいろんなことに取り組んでくれて、若い選手とかを成長させてくれた。チームをうまく血行良くさせてくれることがすごく大事だし、これから来年に向けて期待値の上がる選手起用をしてくれてると思う」と評価した。
試合は延長11回に西口が太田に決勝ソロを浴び、今季は67勝74敗2分け、4年連続の4位で終了した。三木監督は「非常に悔しい思いですし、その結果は現実として監督である自分自身の問題」と振り返ったが、来季につながる手腕は発揮した。
日替わりオーダーや2軍時代に指導した若手を積極的に起用するなど“三木カラー”を打ち出しつつ、“聖域”は作らなかった。状態の上がらない主砲浅村に西武時代以来11年ぶりに2軍調整を命じ、昨季の打線をけん引した辰己、小郷ら主力も結果を残せなければ2軍に落とすという厳しい姿勢も見せた。
一方、勝てるチームを作る上では先発陣の強化が求められる。エースとして期待を背負った昨季11勝の早川が2勝にとどまるなど低迷。チーム最多勝は2年目の古謝、リリーフ西垣の7勝、規定投球回到達者ゼロは球団初年度となった05年以降で初の不名誉記録だ。
リーグ屈指の中継ぎ陣を擁しながら先発が試合を作れなかったことが、Aクラスを逃した一番の原因といえる。来季の巻き返しへ先発陣の整備が急務となる。【山田愛斗】