【阪神】前川右京、監督の前でCSスタメンアピール「結果より内容」フェニックスL初戦で適時打

ハンファ対阪神 1回表阪神2死一、三塁、前川は先制の右前適時打を放つ(撮影・岩下翔太)

<みやざきフェニックス・リーグ:韓国・ハンファ1-9阪神>◇6日◇宮崎アイビー

CS左翼スタメンへ即アピール! みやざきフェニックス・リーグが6日に開幕し、阪神は韓国・ハンファ戦(宮崎アイビー)で大勝スタートした。「5番左翼」で先発した前川右京外野手(22)が、初回に先制の右前適時打。CSファイナルステージ(15日開幕、甲子園)でのスタメン奪取へ、指揮を執る藤川球児監督(45)の前で初戦から存在感を見せつけた。

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宮崎の虎党が沸いた。スタメン発表時、前川の名前が読み上げられると大きな拍手と歓声が球場に響き渡った。そんなファンの期待に応えるように、初回からいきなり快音を響かせた。

「思い切って打ちにいけた。結果より内容で納得できる打席を増やしてCSに入りたい」

初回2死一、三塁。カウント1-1から相手先発右腕の外角127キロ変化球を強振した。瞬く間に一、二塁間を破った鋭い打球。先制の右前適時打だ。「球速とかも全くわからない。難しいのは難しいけど、その場その場で対応できるようにはしたいと思っていた」。初対戦の相手で対応力の高さを披露した。ただ、2打席目以降は無安打。「タイミングの取り方とかは修正しないといけない」と反省も忘れなかった。

今季は2年連続の開幕スタメンからシーズンをスタートさせた。5月上旬ごろまでは先発出場の機会が多かったが、徐々に打撃不振でベンチスタートが増加。同22日に初めて出場選手登録を抹消された。その後は8月までに昇格、降格を繰り返した。それでも2軍で打撃の状態を上げ、リーグ優勝決定から2週間以上が過ぎた9月22日に再び出場選手登録された。同日ヤクルト戦はいきなりスタメンで適時二塁打を放ち、今月2日のシーズン最終戦ヤクルト戦ではようやく今季1号3ランをマーク。存在感を取り戻しつつある。

フェニックスリーグでも初戦の初回から先制打。CSファイナルステージに向けてアピールを続ける。フェニックスリーグ開幕戦で指揮を執った藤川監督は前川について「CSファイナルステージに向かってやっている。その中で選手たちがいいパフォーマンスをしようと思ってやっているのは必ず結果に表れてきます。いい方向には向かっている」とうなずいた。高卒4年目の若虎が秋、着々と巻き返している。【塚本光】

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