【ソフトバンク】モイネロ「ギータ、アウト~」CS開幕向けライブBPで柳田悠岐打ち取り上機嫌

ライブBPに登板するモイネロ(撮影・林敢治)

ソフトバンクのCSファイナルステージの先発ローテーションが固まった。15日開幕戦の先発はリバン・モイネロ投手(29)が濃厚で、2戦目以降は有原、上沢、大関、大津が続く見込み。モイネロは10日、みずほペイペイドームの全体練習でライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板。柳田ら打者3人、計3打席ずつの対戦で無安打に抑え、上々の調整ぶりを示した。

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モイネロは上機嫌だった。CSファイナルステージの舞台となる本拠地で、実戦形式のライブBPに登板。柳田と3打席勝負の3打席目だった。フルカウントから投じた8球目。最後は中飛に打ち取った。「ギータ、アウト~」。マウンド上で両手を突き上げ、シーズン中は見せない大喜びぶりだ。「ギータと対戦したこともあまりない。カーブに食らいついて(バットに)当てたりするけど、投げていくうちに結構、穴があるなと思った」。達者な口ぶりで、豪華対決を振り返った。

CS開幕を見据え、上々の調整だった。初戦の15日先発が濃厚。この日は柳田を含め、緒方、野村と3打席ずつ対戦した。無安打、1奪三振。内外角のコースへ投げ分けを意識して直球、カーブなど全球種の計41球を投げ込んだ。「いつもブルペンで投げているぐらい」の力感で左腕を振った。「だいたいは自分が投げたいところに投げられたので良かった」とうなずいた。

先発転向2年目の今季は自己最多の12勝(3敗)を挙げ、2年連続で規定投球回(143回)に到達した。防御率1・46は両リーグトップ。パ最優秀防御率のタイトルを獲得し、チームのリーグ連覇に大きく貢献した。シーズンの好成績によるCS開幕抜てきとみられる。大車輪の活躍にも「疲れとかはない。コンディションはいいものをキープできている」と仕上がりは順調。小久保監督も「ちょっとずつ疲れも抜けてきたと話していたので」とひと安心だ。大事な「10・15」先発を託しても、問題はなさそうだ。

2戦目以降は有原、上沢、大関、大津が続く見込み。先陣を切る左腕は「ホームですし、勝たなきゃいけないんじゃないかなと」と頼もしい。CS突破、日本一奪回へ、モイネロが旗手になる。【佐藤究】

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