阪神大竹耕太郎投手(30)が臨戦態勢を整えた。シート打撃で4イニング相当を投げ、56球で1安打無四球とほぼ完璧だった。
対打者の投球は9月27日の中日戦(甲子園)以来、15日ぶり。悪天候予想で取りやめたフェニックスリーグに代わる措置。「できるだけゲームの感覚で、と準備から入って、最後まで集中力を保って投げられました」。初回からしっかり腕を振り、高寺はチェンジアップで空振り三振。井上も直球を空振りさせた。2イニング目は森下に対して緩急をつけ、最後は緩い球で三ゴロを打たせた。
ほぼ初見の自軍打者のタイミングをずらした。持ち味を発揮する投球に「良かった球も意図していない球もあった。1週間先ぐらいに、もっといい投球をできるイメージを持ってやっていきたい。直球もチェンジアップもよかったと思うけど対戦が少ない打者だし、そんな簡単にはいかない」と冷静に振り返った。
1週間後のCSファイナル第5戦の先発が有力視される。DeNA戦は今季1度だけだが、その試合で2年ぶりの完封勝利を挙げた。たとえファイナルがもつれても、頼もしい9勝左腕が控えている。【柏原誠】