広島小園海斗内野手(25)が14日、巨人長野の引退を惜しんだ。今季首位打者と最高出塁率のタイトル獲得を記念してマツダスタジアム内のグッズショップ壁面に自身の特大写真がお披露目された。
この日、巨人から引退が発表された長野が広島に移籍した19年、自身も広島に入団。高卒1年目で開幕1軍入りを果たした当時の小園にとっては頼りになる兄貴分だった。「カープに来たのが同期なので、本当によく声をかけてもらいました。試合中でも試合以外でも、いろんなことを教えていただいた」。2軍では小園を含め10人以上の寮生を連れて焼き肉をごちそうになったこともある。「C様」と書かれた差し入れが届いたことも1度や2度ではなかった。
今季から背負う背番号5も、長野が23年まで付けていた番号でもある。「タイトルを取られているすごい方ですし、人柄もみんなが大好きなチョーさんだなと。野球人としても本当に尊敬できる先輩なので、そういうところを目指して僕も頑張りたい」。今季は長野が11年に獲得した首位打者を獲得。選手としてだけでなく、周囲から慕われた人間性も憧れる存在だ。
11月には侍ジャパンに合流し、来年のWBC出場を目指す。「選ばれたい。なかなか厳しいと思いますけど、もう1回ギアを上げて頑張りたい」。13年WBCに出場した長野のようにタイトル獲得から世界へ。“チョーさんロード”を目指す。【前原淳】