【ロッテ】1軍コーチ就任の西岡剛氏「“選手が主役のチームづくり”に自分のすべてを注ぎたい」

西岡剛氏(2025年8月)

愛するチームを再び日本一へ導く。ロッテは17日、西岡剛氏(41)が1軍チーフ打撃兼走塁コーチに就任すると発表した。1軍打撃部門は栗原コーチとの2人体制で新シーズンに挑む。

西岡氏は02年ドラフト1巡目でロッテに入団。「スピードスター」として2度の盗塁王に輝き、10年には首位打者&最多安打の2冠。サブロー監督とともにチームをけん引し、史上初のリーグ3位からの日本一を達成し、「史上最大の下克上」伝説を作った。

2度の日本一を知る男が、再びチームに帰ってくる。「サブロー監督とは、同じ時代を戦い抜いてきた仲間であり、心から信頼する指導者です。そのサブロー監督が目指す“選手が主役のチームづくり”に、自分のすべてを注ぎたい」と熱く語った。さらに「マリーンズらしい“人間味ある野球”を、ここからもう1度作っていきます」と続けた。

兄貴分・サブロー監督も、愛弟子の復帰を大歓迎だ。「バッティング技術、走塁技術と、勝ち運もあるし。できそうにないことを公言してやってしまうようなやつなんです。そういうのがいいなと思って、今回来てもらった」と招聘(しょうへい)の理由を明かした。

西岡氏は理想の指導者像についても明かした。「打撃は形ではなく『タイミング』です。自分のタイミング、自分のリズム、自分の“間”をつかむかどうかが結果を左右します。その感性を信じ、自分のスイングに責任を持てる選手を育てていきたいと思っています。メンタルの部分でも、選手が“自分で考え、自分の感覚を言語化できる”ようになることを目指します」と語った。

再会した兄貴分と弟分。黄金時代を知る2人が、今度はベンチからロッテを再び頂点へと導く。【星夏穂】

◆西岡剛(にしおか・つよし)1984年(昭59)7月27日、大阪府生まれ。大阪桐蔭から02年ドラフト1巡目でロッテ入団。05、06年盗塁王。10年首位打者と最多安打。10年オフにポスティングシステムでツインズに移籍。13年に阪神で日本球界に復帰し、18年オフに戦力外。退団後はBC栃木、九州アジアL北九州でプレー。ベストナイン4度、ゴールデングラブ賞3度。NPB通算1125試合出場、61本塁打、383打点、打率2割8分8厘。06年WBC、08年北京五輪で日本代表入り。182センチ、81キロ。右投げ両打ち。

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