<パ・CSファイナルステージ:ソフトバンク1-7日本ハム>◇第5戦◇19日◇みずほペイペイドーム
日本ハムがプレーオフ、CSでは史上初の0勝3敗スタートからの3連勝を果たした。
NHKBSで解説を務めた元ヤクルトの宮本慎也氏(54=日刊スポーツ評論家)が勝負の分かれ目に挙げたのは4回、先頭打者の日本ハムの2番石井一成内野手(31)がソフトバンク先発大津亮介投手(26)から中前打を放った場面だった。変化球を3球続けてカウントは1-2。4球目に直球を選んで、中堅に打ち返された。
宮本氏は「『そろそろストレートで』という感じで(投げた)。もう1個探ってもよかったのではないか」と指摘。試合前から注目したのは、好調の3番フランミル・レイエス外野手(30)の前にいかにランナーをためるか、ためないか。その視点を前提に「全力で丁寧に抑えにいっていれば。ちょっとあっさりいったかな。あそこがポイントだった」と指摘した。直後、大津はレイエス、続く日本ハム郡司裕也捕手(27)と連続四球でピンチを広げ、この回3失点。試合の流れが決まっていった。
これで3勝3敗。20日の第6戦の勝者が日本シリーズに進む。宮本氏は「短期決戦はすごく勢いが大事。ファイターズにとってこの勢いは大事。ホークスは修羅場の経験が多い。勢い対経験値になる。がっぷり四つで。手に汗握るゲームになるはず。投手はつぎ込んでいく。トーナメントのような試合になる」と見通しを語った。