西武の青山美夏人投手(25)が28日、参加するウインター・リーグが開催されるプエルトリコへと出発した。
12月半ばまで異国で過ごす。「着いたらすぐ実戦練習が始まるようなので。チーム内でも生き残っていかないといけないので、3人で最後までいられるよう頑張ります」。長谷川信哉外野手(23)豆田泰志投手(22)とともに参加する。
ルーキーイヤーの開幕戦でいきなりセーブシチュエーションで登板した。今季で3年目を終えたが、登板機会が減っている。
今季は右肩痛で出遅れ、1軍ではわずか2イニングで3失点。
「けがでなかなか2軍にも上がれないのが続いて、だいぶ焦りはありました。今年は何もできなくて、いろいろよぎったりした中での『行ってみないか』というオファーだったので、チャンスでしかないと思って即答で『ぜひ行かせていただきたいです』と」
プエルトリコでは中継ぎ起用の見込みだ。来季はその役割も想定する。「いま新しい球にも挑戦中で」。カーブ、フォークに加えてもう1つ、右打者対策を意識して。
「向こうでいい感じになれば。でもメジャー球でちょっと滑りやすい球らしいので。だからよく曲がっても勘違いしないようにします」と笑う。
横浜隼人(神奈川)時代はスリランカ代表と試合をしたことで、野球観が変わった。亜大時代も国際舞台を経験した。だから今回も「楽しみのほうが大きいです」。
渡航前夜は「行きつけの焼き鳥屋さんで」とこれまた頬が落ちそうな笑顔。冬も野球に熱中できる幸せをかみしめる。【金子真仁】