奈良学園大が初の明治神宮大会出場へ初戦を快勝「史上初を目指しています」3打点松林克真

大産大対奈良学園大 1回裏奈良学園大2死一、三塁、適時内野安打を放つ吉岡(撮影・和賀正仁)

<関西地区大学野球選手権大会:奈良学園大5-0大産大>◇1日◇第1代表決定戦1回戦◇GOSANDO南港

明治神宮大会初出場を狙う奈良学園大(近畿学生)が大産大(阪神大学)に快勝し、初戦を突破した。

初回、吉岡裕希外野手(4年=星稜)の適時打など、2点を先制する。2回には4番松林克真内野手(4年=履正社)が犠飛を放って1点を追加。4回には松林が適時二塁打を放ってリードを5点に広げた。

松林は1安打3打点とけん引。「周りがチャンスでつないでくれたのでかえすだけでした。(4回は)いいところに飛んでくれてよかった」と周囲に感謝した。酒井真二監督(48)も「松林の4、5点目が大きかった。一番信頼している。4年生全員だが、あの子だったら心中しようかなと思っている」と信頼を置く打者が勝利に導いた。

先発の矢川幸司郎投手(4年=日本航空石川)が3回をパーフェクトピッチング。4回から継投したが、スコアボードに0を並べ続けた。4投手の完封リレーで封じた。

同大学初の神宮を目指し、投打がかみあって初戦を快勝。春も全日本大学選手権でプレーした神宮への思いは強い。松林は「神宮に戻りたいですし、奈良産業大時代から1回も明治神宮大会に出たことがない。史上初を目標にしています」と力強く話した。

松林自身も今秋のプロ志望届の提出を考えた時期もあった中で提出せず。最終的にJR九州でプレーすることになった。「志望届を出したかったですが、実力不足だった。(プロに)かかると思っていた選手もかからなかったりしたので厳しい世界だと改めて思った」と、社会人を経て2年後のプロ入りを目指す。その前に大学最後の大会で有終の美を飾る。