インタビュー<1>
阪神、プロ野球を思うからこその愛あるゲキだ。阪神前監督の岡田彰布オーナー付顧問(67)が1日までに日刊スポーツなどの取材に応じ、ざっくばらんに「岡田節」で語り尽くした。今年の日本シリーズは、阪神が1勝4敗で敗れ、ソフトバンクが日本一に輝いた。「勝つ執念というかなあ。見とって、なんか緩いなあと思ったな」など独自の視線で語った。【構成=磯綾乃】
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-日本シリーズを見て
「(大差になった)2戦目はちょっとびっくりしたけどなあ。やられ方がなあ、やっぱり。短期決戦やからなあ」
-第1戦は白熱した、いい試合だった
「おーん。どうなんかなあ。勝つ執念というかなあ。見とって、なんか緩いなあと思ったな。おーん。ランナーいてなくても、メジャー(のワールドシリーズ)なんか申告敬遠しよる。勝ちたいからな。だから、そういう意味では、勝つ執念というかなあ。そんなん、見とったら分かるやんか」
-どこを見て感じたか
「1死二、三塁で、打たれると思うたら敬遠するの当たり前やんか。簡単なことやんか、そんなことは。そういうのが、あんなんでええんかなと思うた」
-23年の日本シリーズでは、相手のオリックスからも執念を感じていた
「代打の代打とかなあ(※1)。俺、(監督の)2年間で初めてやられたけどなあ。それは執念やんか。なあ。T-岡田がねえ、代打で変えるとは思わんかったけど。右バッターに変える、いうのは執念やんか、勝ちたいという…。最後なんやから、それは当たり前と思うけど。おーん」
-今も監督目線でみているか
「そら、見とったらそうなるよ。解説の時からそうやんか。阪神のOBだからって阪神の応援ばっかりせえへんよ。あんまりしょうもない野球が嫌やから、そういう感覚で見ているからさ。そういうことやんか。そういうのは、なんか寂しいからな。野球界のOBとしてな。だからもっとちゃんとな、やったらええのになと思ってたから」
-パ・リーグはどう見ているか
「(阪神が)パ・リーグに7連敗とか負けとったわけやからなあ。結局DHで力負けしたわけやんか。だから力負けというか、基本的にパ・リーグが強いのわな、力あるのは、数字がちゃんと、なってるわけやから。だから来年の交流戦とか、どんななるか、ほんま楽しみどころじゃないで。すごいこと起きるか分からんよ」
-セ・リーグも27年からDH制。阪神もそういう投手、野手を育てなければいけない
「そういう野球になったら誰か出てくるよ、なあ。ドラフトではちょっと違うようになる可能性はあるわな。今まで守れん走れんはちょっとセ・リーグは取りづらかったけど、今度からまた取れるようになるわな」
※1 23年11月1日、阪神とオリックスの日本シリーズ第4戦(甲子園)。3-3の8回1死一、三塁で、オリックスは代打T-岡田を送るも、阪神が右腕石井から左腕島本にスイッチ。それを見て「代打の代打」安達を送った。結果は三ゴロで無得点だった。