ソフトバンク大関友久投手(27)が来季に向けて始動した。「来年、どういうレベルアップをしたいか。そのために逆算をして今日から始めた感じですね」。5年ぶりの日本一から中2日。みずほペイペイドームでトレーニング、軽めのネットスローで汗を流した。
大きく飛躍を遂げた1年だった。今季は24試合に先発し、キャリアハイの146回2/3を投げ、13勝(5敗)をマーク。勝率7割2分2厘で自身初めてのタイトルとなる最高勝率(13勝以上が対象)を獲得した。シーズン前に「13勝、160イニング投球回」を目標に設定。1つの公約を果たし「1つの目安として考えているので。自分が思っていた、ほぼ近い状態までこれたっていう面ではすごい充実感はあります」。規定投球回にも初めて到達し、防御率も1・66。一気にブレークし、チームの連覇に大きく貢献した。
その一方で悔しさもある。阪神との日本シリーズで登板機会はなかった。筋力の低下などで出力が落ちたため、ポストシーズンでは本来の投球ができなかった。「それも含めて自分の実力だなって。受け入れるしかなかったですし、来年につながるものは見つかっているので」と言った。さらなる高みを見据え、課題と向き合っていく。