西武は5日、メジャー希望をかねて球団に伝えてきた高橋光成投手(28)について、ポスティングシステムでの移籍を容認することを発表した。
高橋は球団の決定を受け「球団にはこの挑戦を後押しいただき、本当に感謝しています。自分の意思を尊重してもらえたことがうれしいです。この決断が間違っていなかったと思えるように、精いっぱいがんばりたいと思っています。ずっと球団には思いを伝えてきましたし、昔から夢だった場所でもあるので、こうしてチャンスをいただけたことに心から感謝しています」とコメントした。
高橋は22年オフの契約更改で、メジャー挑戦の希望があることを球団に正式表明。海外FA(フリーエージェント)権の取得は26年シーズン中の見込みで、現時点でのメジャー移籍は、球団が権利を持つポスティングシステムとなる。
広池浩司球団本部長(52)は「ドラフト1位で入団し、1年目からこれまで本当によく投げてくれたと思います。ここ2年は本人にとっても納得のいく成績ではなかったかもしれませんが、その間も彼の強い意思は常に受け取っており、今回はその意思を尊重して挑戦を容認することにしました。彼は多くのイニングを任せられる存在であり、しっかりと試合を作ってくれる投手ですので、本音を言えば来季以降もライオンズでプレーしてほしいですが、以前から伝えられていた本人の思いを踏まえ、今年がその挑戦のタイミングであると判断しました」とコメント。
球団は24年オフには高橋に同システムでの移籍を容認したものの、高橋側が「来年このチームで優勝したい思いが強いです」と今季の残留を選択。今季は24試合に登板し8勝9敗、防御率3・04の成績だった。
今季途中に国内FA権も取得済みで、行使の場合は11日が期限となる。またポスティングシステムの申請手続き期間も11月1日から開始済み。ただ高橋は「時間はぎりぎり使っていいところだと思うので」と決断まで熟考したい構えを10月26日に示していた。
西武では、今井達也投手(27)も今オフのメジャー挑戦を希望している。