【広島】4年ぶり捕手再挑戦の二俣翔一、盗塁など2度走者刺すアピール「なんとか自分のものに」

ロッテとの練習試合に捕手として出場した広島二俣翔一内野手(撮影・前原淳)=2025年11月15日、都城市営野球場

<練習試合:ロッテ3-1広島>◇15日◇都城

みやざきフェニックス・リーグから4年ぶりに捕手に再挑戦している広島二俣翔一内野手(23)が、捕手としてフル出場し、6投手をリードした。守備ではばたつくことなく、盗塁を刺したほか、飛び出した走者を刺すなど送球でアピールした。

6回1死一塁から池田来翔内野手(25)の打席で一走上田希由翔内野手(24)がスタートを切った。ランエンドヒットの形で空振り(三振)した打者の動きに送球態勢を整えられなかったが「ラインだけ意識して何とか勝負できるところに」と送球軌道をイメージして腕を振った。ショートバウンドとなるも遊撃矢野雅哉内野手(26)のハンドリングにも助けられ盗塁を阻止した。7回2死二塁では、藤原恭大外野手(25)の初球に二走の高部瑛斗外野手(27)が大きく第2リードを取る動きを見逃さず、外角ボールゾーンに直球を要求。22年の盗塁王を誘い出し、二塁へ送って仕留めた。「いい感じでスローイングできたので、ああいうのを増やしていきたい」。もともと地肩は強かったが、足運びから球の握り替えなど今キャンプで取り組む成果を発揮した。

20年の育成ドラフトでは捕手として入団した。1年目は捕手として2軍で16試合に出場したが、2年目に内野手にコンバートされた。今季は6つのポジションを守り、昨季からバッテリーを除くポジションを経験。9月末には新井貴浩監督(48)から捕手再挑戦を提案され、快諾した。フェニックスリーグから4年ぶりに捕手練習を再開し「『できません』で終わるのではなく、なんとか自分のものにできるように。残り少ないキャンプで自分のものにできるようにやっていきたい」と意欲的に取り組んでいる

新井監督も「(投球を)しっかり止めているし、キャッチングも明らかに良くなっているし、もう普通に守る方はキャッチャーとしてのことができている。あとはマスクをたくさんかぶってインサイドワークとかを経験してもらいたい」と成長に目を細めた。【前原淳】

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