【明治神宮大会】立命大が初の決勝進出 若田部健一氏の次男、達生が8回から1回1/3を無失点

名城大対立命大 8回から登板した立命大・若田部(撮影・柴田隆二)

<明治神宮大会:立命大1-0名城大>◇大学の部◇準決勝◇18日◇神宮

立命大(関西5連盟第2)が名城大(北陸・東海3連盟)を下し、初の決勝進出を果たした。

先発の高橋大和投手(2年=社)が粘投。再三、得点圏に走者を置きながらも生還を許さない。4回の攻撃では2死三塁から自らのセーフティースクイズが内野安打となり先制に成功した。「まさか決まると思ってなかった」と本人も驚きの表情だった。

高橋は6回5安打無失点と好投して継投に入った。1-0の8回からは3番手で若田部達生投手(3年=福岡大大濠)が救援。ソフトバンク若田部健一コーチ(56)の次男で、今秋リーグ戦で公式戦デビューを果たしていた。先頭を自己最速に並ぶ148キロで空振り三振に仕留めると、2者連続二ゴロで3者凡退。9回1死二塁からは来秋ドラフト上位候補の有馬伽久投手(3年=愛工大名電)にバトンを渡して1点差ゲームをものにした。

若田部は全国デビュー戦。「気合が入りすぎた。空回りしたところもあった」と苦笑いだったが、「緊張もあったけど、いつも通り投げられた。現状の自分の立ち位置がわかっていい経験になった」と振り返った。父からは大会前に「いつも通りいってこい」と激励を受け、決勝進出に貢献する投球で応えた。

立命大の明治神宮大会決勝進出は初めて。3試合でわずか2失点と強力投手陣を擁する。若田部は「やるからには勝つのが目標。チームで『恩返し』という目標を掲げているので、優勝したらこれ以上ない恩返しになる。次も勝ってこれまで関わってくださった方々に恩返ししたい」と気合十分。初優勝へ王手をかけた。

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