【阪神】糸原健斗「チームに貢献できる活躍をしないと」背水の覚悟で来季巻き返し誓う

契約更改を終え会見する阪神糸原(撮影・石井愛子)

阪神糸原健斗内野手(33)が、背水の覚悟で来季巻き返しを期した。18日に兵庫・西宮市の球団事務所で契約交渉を行い、1500万円ダウンの年俸5500万円で更改した。(金額は推定)

「自分の成績はもう全然ダメだったので。最後もベンチ外だったり、クライマックスシリーズも日本シリーズも出場していないので、終わりも悔しい思いでした」

チームは独走で2年ぶりのリーグ優勝を果たしたが、代打の切り札は、不振で9月末に出場選手登録を抹消され、ポストシーズンもメンバーから外れた。出場61試合、打率2割3厘、4打点はいずれもプロ9年目で自己ワースト。悔しさを隠さなかった。

逆襲プランも練っている。「目を鍛えます」ときっぱり。「スピードボールには負けないように、打ち返せるように1球で。代打で出るので、裏で素振りしてて、ぱっと打席行って、やっぱり目が慣れないということもめちゃくちゃ感じていました」。出番は終盤の勝負どころで、相手もセットアッパークラスが出てくる。150キロ台連発も当たり前になる中、速球を仕留め損なったことも、成績低下の要因だった。あらためて眼力の重要性を再認識。これまでも動体視力を鍛えてきたが、より重点を置いて鍛え直す覚悟を決めた。

右の代打の切り札を務めた原口文仁内野手(33)が今季限りで現役を引退。糸原は昨季取得した国内FA権を行使せず残留した勝負の1年だったが、結果を残せなかった。切り札が1枚減る中、かかる期待はより大きくなる。球団からは「代打で、ここ一番のところで活躍をお願いします」と激励された。来季への決意は新たになった。

「すごい選手がたくさんいて強いチーム。自分もついていって、チームに貢献できる活躍をしないとダメ。オフにしっかり練習して、相当な覚悟を持ってやっていく」。選手層の厚いチームにあって、今季のような成績では生き残れない。節目の10年目、必ず輝きを取り戻す。【伊東大介】

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