西武は20日、外国人選手の獲得における戦力強化、並びにこれまでの育成ノウハウを生かし、将来NPBで活躍が見込まれる外国人選手の発掘・育成体制の拡充を目的に、「西武ライオンズ海外戦略」を策定したと発表した。
さまざまな外部パートナーと連携し、この戦略を推進する。その一環として、アジア各国とのネットワーク拡大を企図し、独立リーグ球団の佐賀アジアドリームズと業務提携を締結。アジア各国の有望な選手情報やスカウティングに関する提携を図っていく。
また、ドミニカ共和国を中心に中南米地域でのスカウティング強化を企図し、14年に西武に在籍していたアブナー・アブレイユ氏と国際スカウト業務の契約も締結した。
加えて、スロベニア共和国出身のカルロス・トーバー内野手(22)、ウガンダ共和国出身のチャッゼ・フレッド投手(22)、イサビレ・ムサ・アゼッド投手(20)と、26年シーズンの育成選手契約を締結。スロベニアおよびウガンダ出身選手との契約は、NPB球団としては初となる。
広池浩司球団本部長のコメントは以下の通り
このたびの佐賀アジアドリームズさまとの提携、そしてスロベニア共和国・ウガンダ共和国出身の育成選手の獲得は、これまで野球文化が十分に根付いてこなかった国や地域に野球を届け、「野球を世界のメジャースポーツにする」という私たちの夢への大きな第1歩だと考えています。今回加わる選手たちには、大きく成長してライオンズの戦力になって欲しいと願うとともに、母国の野球文化にも良い影響を与える存在になることを期待しています。
また、現役時代は「アブさん」の愛称で親しまれたアブレイユが国際スカウトとして加入することは、中南米でのスカウティング強化において非常に心強い戦力です。MLB球団で8年間スカウトとして経験を積んだアブレイユが、その知見を生かし、必ず将来有望な選手を見つけてくれると期待しています。
今回策定した「海外戦略」を推進していくことで、若く才能のある外国人選手を迎え入れていくことになります。これまで蓄積したライオンズの育成ノウハウを施し、一軍で活躍する選手を育て、優勝を争えるチームを作ってまいります。