楽天吉納翼外野手(23)が、02年度生まれの大ブレークを誓った。21日、仙台市内の球団事務所で契約交渉に臨み、30万円増の年俸730万円(金額は推定)で更改。今季は1学年上の黒川、中島ら01年度生まれが活躍したことを引き合いに「来年は僕たちが」と予告した。「内と徳山が投げて、入江と宗山と僕が打ってみたいな感じで。02世代の5人で試合で活躍したい」と思い描いた。
チームで希少なスラッガー候補として24年ドラフト5位で早大から入団した。今季はシーズン最終盤の9月29日に初昇格し、同日のオリックス戦でプロ初出場。初安打は持ち越しも、2試合でプレーした。2軍では95試合で打率2割2分3厘、5本塁打、32打点だった。「結果を出すことにこだわりすぎた分、変に空回りしちゃってた部分はある」と1年目を振り返った。
今月、台湾で行われた交流試合で負傷し、18日に左肩反復性肩関節脱臼に対する修復手術を受けた。「キャンプ入るぐらいにはバッティングは開始できると思ってるんで、開幕は間に合うかとかまだわかんないんですけど、遅れたとしても1日1日やれることをしっかりやって」。ウエートトレーニングや走り込みなどできることに全力を注ぐ。
当初はセ・リーグで本塁打、打点の2冠に輝いた超大物と自主トレを行うプランだったという。「本当は阪神の佐藤輝明さんとやる予定やったんですけど、リハビリになっちゃったんで残念だったんですけど。リハビリですね」。地道に鍛錬し、近い将来は虎の主砲のような強打者になる。【山田愛斗】