西武の栗山巧外野手(42)が、プロ25年目となる来季終了をもって現役を引退することを24日、正式に表明した。
この日、埼玉・所沢の球団事務所で来季契約の更改を済ませた後の会見で明らかにした。来季の年俸は2000万円減の6000万円(推定)。会見の模様は球団公式YouTubeチャンネルで生配信され、開始時点で1万2000人が視聴した。
会見の一問一答、後半は以下の通り。
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-これからすべての出来事が最後になる心境
最後に契約更改をできて、その契約書にサインができたっていう。これをもって締めくくることができるっていうのは、本当に選手として非常に幸せに感じました。
-前日のサンクスフェスタを終えた、これからもファンと触れ合う。伝えていきたいものは
自分がプロとしてやってきたこともそうですけど、今までずっと野球をやってきたので。そういう技術をしっかり自分が見せることと、それをもってファンのみなさんに支えられてここまで来られたので。そういう感謝の気持ちをどう感じてもらえるか。それを見てもらいたいという気持ちです。
-来季で現役を引退、いつごろから考えた
うーん。さっきはさっきって言ったんですけど(笑い)。やっぱり自分が選手としてどのぐらいできるか、何年できるかっていうのは自分でもよくわかっていないところもあるし。そういう意味じゃ来年無事に選手として迎えてできたら25年目ということになるので。まあ、そのぐらいかなっていう。今シーズンに関しては1軍ではしっかりとした成績を出せなかったですけど、ファームで今頑張っている選手たちと一緒に練習することができた。非常に発見や学びもありましたし、気づくことも多かった。楽しく過ごせたシーズンですかね。
-その学びとは
今はまだ言えないです(笑い)。それを答えにして、みなさまにお伝えできるのが来シーズンなのかなと思います。
-締めくくるということで衰えや限界も感じたと思う。どのようなシチュエーションでそれを感じたか
えっと。そういうふうなネガティブな気持ちをもってこういうふうになったわけではなくて、野球の内容であったりとか、打撃のスタイルはその時々に応じていろんな技術とか、心構えがあって。それをとにかく自分の中で追求していきたい。どこまで追求していく中で、どんな技術が得られるのかっていう。それがもう来年で締めくくりとして、答えにしたいっていう。そんな気持ちなので。
-「締めくくり」と語り、「引退」という言葉を使っていない思い
とにかく来シーズンもプレーしますので、締めくくりにあたって、そのとき1年後とかになると思うんですけど、そのときにまたどういった気持ちになるのかっていう。そのときに僕は言葉にしてっていうふうになるとは思うんですけど。とにかく来季もプレーするので。そっちの方が気持ちとしては強いっていうことです。
-1年前に引退を表明は珍しい。表明のビジョンはいつからあったか
いつから考えていたかですか?さっきですね(笑い)
-チーム成績は7、8月に降下。ベテランの積極起用も難しい中でファームで2、3打席だけでも出場を重ねていた。なにを見据えていたのか
打撃に対して追求していくものが言葉にしてどうなるのか、どういう実感が得られるのかっていうところをずっと探しながら。その答えが少なからず見つかれば、いい結果が出るはずだし。後輩たちにもそういうものを伝えていけるし。そういう思いでずっとやっていました。なにかこう手応えがあれば必ずチームの力になれると思っていましたし、そういう気持ちでやっています。
-充実した日々があったからこそ、来年に区切りをつけられた
そうですね。本当にあのおっしゃる通りなんですけれども。非常に充実したシーズンを過ごせているからこそ、やっぱり来シーズン、締めくくりのシーズンでなにか答えを見つけたいっていうふうになったので。いいシーズンをずっと積み重ねて来れていると思います。
-最後にライブ配信を視聴しているライオンズファンへ、カメラ目線で一言
(笑顔で両手を振り)本当にみなさまの日頃の応援の支えがあってこそ、締めくくりのシーズンを迎えることができます。あのバシバシ伝わっていますので、来季の僕のプレーを楽しみにしていてください。はい!ありがとうございます。