【NPBアワード】MVP佐藤輝明の近大時代監督、田中秀昌氏も喜ぶ「推してくださった方に感謝」

NPB AWARDS 2025 セ・リーグの最多本塁打賞等2冠達成の阪神佐藤輝(撮影・浅見桂子)

<NPB AWARDS 2025 supported by リポビタンD>◇26日◇グランドプリンスホテル新高輪

阪神佐藤輝明内野手(26)が初のセ・リーグMVPに輝いた。都内で行われたNPBアワード内で発表された。

佐藤輝のMVP選出に、近大時代の監督だった田中秀昌氏(68)の喜びもひとしおだった。「本当によく頑張ったし、佐藤を推してくださった方々に感謝です」。9年前の6月、仁川学院(兵庫)3年の佐藤輝の打撃練習を見て一目惚れ。「こんな選手を育成するのはもう、指導者冥利(みょうり)だと思いました。こんな選手がいたのかと」。上宮(大阪)の監督、コーチ時代から広島黒田博樹、巨人元木大介ら逸材を育ててきた指導者が、17歳の才能に心を震わせた。

近大の4年間、晴れの日も雨の日もあった。「すごい当たりを飛ばしたかと思えば、とんでもない三振をする。でも使い続けなければプロで活躍する選手にはならない」の信念でドラフト1位への成長を支えた。立ち居振る舞いの大切さを言い続けたのも、すべてで一流になってほしい思いから。「子どもたちに夢を見せられる選手になってほしいとプロに送り出しました。まだまだ力を伸ばして、これからもそういう存在であってほしい」と願った。【堀まどか】

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