日本ハム上原健太投手(31)はエスコンフィールドで、かみしめるように言った。「諦めずにやって良かった」。1300万円増の年俸4900万円で契約更改。今季は開幕2軍で、ほぼ経験のなかった中継ぎに転向。試行錯誤する中で平均球速を150キロ近辺まで上げて昇格を勝ち取り、後半戦から勝ちパターンに定着した。「まさか、ああいう場面で投げるとは」とCSまで大事な局面を任された。
球団からも奮闘をねぎらわれた。「『本当によく投げてくれた』と言っていただいた。来シーズンは初めから今シーズンのような投球ができるように頑張りますと伝えました」。来季もセットアッパーとして勝負する。今季は自己最速を1キロ更新する153キロをマークしたが、目標は最速161キロを誇る「(斎藤)友貴哉に勝負を挑めるようになりたい」。オフは体の柔軟性を高めて球速アップの下地をつくり、来季は開幕からフル回転する。