【日本ハム】日本一導く扇の要は田宮裕涼!「引っ張っていくぞ」移籍した兄貴からの独り立ち誓う

契約更改を終え記者会見する田宮(撮影・黒川智章)

リーグ優勝&日本一へチームを導くのは“たみやゆあです”。日本ハム田宮裕涼捕手(25)が27日、エスコンフィールドで契約更改交渉に臨み、2000万円増の年俸5000万円でサインした。今季後半戦は正捕手格として優勝争いを経験した中で14日には兄貴分である伏見の阪神移籍が決定。来季は扇の要として定着し、先輩に教わったことを生かしてみんなを頂点へ連れて行く。

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田宮は、阪神へトレード移籍する先輩捕手の心強い言葉を胸に刻んでいる。シーズン終了後、球団スタッフと今季の振り返りを行っていたときだった。「スコアラーさんに『田宮、成長しているな』みたいな感じに言われて。で、寅威さんもその場にいて…」。居合わせた伏見から「裕涼は、だいぶ落ち着いてできるようになってきてるから、来年大丈夫だよ」と言われたという。

勝負の26年シーズンへ向けて、気合がみなぎった。「寅威さんに言われたので、そこは自信を持って来年もやっていけるかなと思ってます」。今季までは先輩に頼っていた部分もあったが、独り立ちする時だ。「今までは寅威さんに任せることも多かったですけど、来年からは“自分が引っ張っていくぞ”っていう気持ちでやっていかなきゃなってすごい思ってます」と自覚も芽生えた。

今季は打撃不振で2軍降格も経験したが、後半戦とCSは主戦捕手として試合に出続けた。「(去年のCSは)ソフトバンクさんに3連敗して終わったところを今年は負けた後もしっかり勝っていいところまで持っていけたかなと思う。去年よりはやっぱ、しっかり自分も成長してるなって感じました」。特に守備面では伏見から「状況判断やリードを、すごい教わりました」と感謝の思いがある。

先輩から学んだこと、そして今季の激しい優勝争いやポストシーズンの経験を生かして、来季目指すのは「スタメンで100試合以上出る」ことだ。去年まで年俸700万円だった若手捕手は、来季から年俸5000万円の中堅捕手となる。この日も「チームを引っ張りたい」と4度も言った。正捕手になる自覚はたっぷり。“来年大丈夫”という言葉を胸に「1年間しっかり活躍してチームのためにやっていければ」と力強く言った。【木下大輔】