「第54回三井ゴールデン・グラブ賞」の表彰式が27日に都内で行われ、初受賞の阪神森下翔太外野手(25)が2日連続、ド派手な衣装で沸かせた。前日26日のNPBアワーズは白のタキシードで大目立ちしたが、この日は深緑色のストライプスーツの裏地に、リーグ優勝時の集合写真をどどーんとプリント。阪神愛あふれる勝負服でチームを背負う意気込みを示した。阪神からはベストナインと同じ顔ぶれで史上最多の7人が受賞し、セ界のV軍団に表彰ラッシュが続いている。
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森下のスーツには、あふれんばかりのチーム愛が詰まっていた。
「優勝した時の集合写真を中に入れているので。甲子園がきれいに映って、なおかつ、せっかく優勝したんで、優勝が分かるものがいいなと思って」
スーツを開いた裏地に、リーグ優勝時の集合写真がどどーんとプリント。文字通りチームを背負って、表彰式にやってきた。
前夜のNPBアワーズでは、純白のタキシードにちょうネクタイで登場して大目立ち。「あれはあれでかっこよくピシッと決めて、こっちは中で遊ぶという。外は普通かなと」。この日は、深いグリーン地に白のストライプスーツ。まるで、守り続けた甲子園の緑の芝生のようだ。「緑のストライプ、自分の中ではあんまり見たことがなかったので、めっちゃかっこいいなって思って」。こだわりと遊び心が詰まったコスチューム。グラウンド外でもファンを楽しませる心は忘れない。
金色に光り輝くグラブは、プロ3年目で初受賞。「素直にまずうれしい。守備の部分も見てもらったんだという評価をしてもらったことがうれしいです。(上林)誠知さんとだいぶ僅差だったんですけど、1票の重みじゃないですけど、より印象を与えられたのかなと」。自主トレをともにする4位の中日上林に26票差で上回った。チームを救う強肩のレーザービームや、フェンス際のプレー。バットだけでなく、堅い守備でリーグ優勝に貢献した姿が評価された。
また来年もこの晴れの場に。「もっともっと守備面で当たり前のことを当たり前にやってるというところも来年以降も評価してもらって、またこの場に戻ってきたい」。手本は隣を守り、5年連続受賞となった大先輩の近本だ。「ずっとゴールデングラブを取ってる見本のような方がいるので、それを見習うというか。勝手に盗んで、守備の長所も生かすような守備をしていきたい」。来季もチームのために、チームを背負ってプレーする。【磯綾乃】