島本浩也投手(32)とのトレードで日本ハムから阪神に移籍した伏見寅威捕手(35)が28日、正式契約を結び、兵庫県西宮市の球団事務所で入団会見に臨んだ。
1年契約で年俸は現状維持の1億円。
「セ・リーグのチャンピオンチームに入ったことはすごく光栄。正直、急だったので驚きがあったけど、選手にとってトレードはポジティブなものなので、すごく前向きな感じでした」と率直に感想を語った。
藤川球児監督(45)とは電話で話し「すごく前向きな言葉をしていただいた」と感謝した。
オリックス時代に長く過ごした関西に4季ぶりに戻ってくる。
「何か引き寄せられているような気がします。第2の故郷というのが当てはまるのかなと。(阪神は)レギュラーがガチっと決まっていて、攻撃力があって、投手力が安定していた。相手目線ですけどすごく強いイメージ。(甲子園は)声が全く通らなかったし、全然ピンチじゃないのに声援でピンチに感じたり、独特な雰囲気がある。その球場がホームになるので心強さがあります」
坂本誠志郎(32)、梅野隆太郎(34)という捕手2枚看板とポジションを争う。野手ではチーム最年長になる35歳は「坂本選手にしても梅野選手にしてもすごくリスペクトをしている。すごくいい選手。切磋琢磨(せっさたくま)しながらお互いを高め合う関係でいたいです。年齢をあまり気にしていないので、自分らしく明るく元気にプレーしたい」と宣言した。
北海道千歳市出身で、東海大四(現東海大札幌)、東海大を経て12年ドラフト3位でオリックス入り。18年に76試合と出場機会を大きく増やし、主力捕手として21年、22年の優勝に貢献。22年オフにFAで日本ハム移籍。3シーズンで215試合に出場した。通算13年で633試合、354安打、21本塁打、142打点、打率2割3分3厘。