【阪神】選手会長引き継ぎ式!中野前会長「優勝はやっててよかった」村上新会長「連覇引き継ぐ」

ハワイの海を背にポーズを取る新旧選手会長の阪神村上と中野(撮影・磯綾乃)

【ホノルル(米ハワイ州)20日(日本時間21日)=磯綾乃】新旧選手会長の紙面上での“引き継ぎ式”だ。優勝旅行に参加中の「前」選手会長・中野拓夢内野手(29)と「新」選手会長・村上頌樹投手(27)が、それぞれの立場でチームを率いる意気込みを語った。大変なことも多い役職だが、やりがいは胴上げ? 先輩のアドバイスを受けながら、投手で球団45年ぶりに就任した右腕が今季も宙を舞う。

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-2年ぶりのハワイ。前回と気持ちの変化は

中野 逆に言ったら、こんな早く来られると思ってなかったので、一昨年の方がハワイに来た感覚はありました。

村上 中野さんも言ってましたけど、2年ぶりなので。なんとなく、どこに何があるか分かってる。そんな感じですかね。

-新旧選手会長。引き継ぎはどのようにしたのか

中野 そんな、ないです。ただ、シンプルに野手でやる人がいなかった。ピッチャーの方が今は若い選手が軸となってチームを引っ張っていてくれてるなというのはすごくあった。タイガース自体は最近ピッチャーの会長がなかったというのを聞いてはいたんですけど、でもこれだけ村上が成績残して誰も(文句)言う人はいないと思うんです。この年代ぐらいが、今度は引っ張っていかないといけない年代ではあるかなと思ったので、その中で一番しっかりしてそうなのは村上かなと。そこは。めちゃくちゃ、いやいや言われましたけど(笑い)。

村上 あいさつが本当に嫌なんで…。

-率いる立場は初めて

村上 キャプテンはないです、副キャプテンが最高ですね。

中野 言ってみたら、自分は高校の時しかやったことないですからね。別に関係ないです。別に声を出して引っ張っていくわけじゃないんでね、高校みたいに。

-選手会長になって不安なことは

村上 不安ですか? しゃべりっすね。あとは会議も。全部不安です

-中野前会長からアドバイスを

中野 アドバイス!? もう慣れることしかないです。会議とかにしても、いろいろ参加して、いろんな人に意見聞きながら、だんだん理解していって、っていうのもありますし。自分も分かんないことだらけだったので、前の(選手会長の)近本さんとかに助けていただいたのもある。そこはサポートしていきながら助けられればいいかなと。別にアドバイスはないっすよ、頑張れって言うしかないんだから。

-やってて良かったことは

中野 うーん。もちろん選手会長としての優勝は、やってて良かったなと思いますし、胴上げしてもらったというのもあるので。いろいろ考えることはもちろん多かったですけど。そういうのも踏まえてやってきて良かったなと思います。

-次は村上新会長が

中野 まあ、そう思えるかどうかは今後次第です。まだ全然実感は全くないと思う。

村上 うん、実感ないです。実感あるのは人前でしゃべる時だけなんで。

中野 俺もしゃべってたからね。

-嫌そうじゃなかった

中野 めちゃくちゃ嫌っす。元々結構人見知りというか、そういうの結構緊張するタイプで。本当に嫌だったんですけど、やるしかないから自然と慣れてくるというか、そういうのはありました。

-今年のビールかけのかけ声はどうだったか

中野 みんな行くぞ!みたいな雰囲気があったから、もう早く言わなあかんというか。一言で終わって。全然しゃべろうと思ってたこと言えなかった。

-ビールかけの声掛けはメインの仕事

村上 かもしれないですね。その瞬間は、メインで映ってますもんね。

-胴上げのイメージは…

村上 いや、まだできないです。

中野 絶対今イメージしないでしょ(笑い)。

-互いに来季は今季と違う立場になるが、どういう1年に

中野 会長じゃなくなったとしても、チームを引っ張っていく立場は変わらないと思っている。そこは村上含めて、新しく選手会の役員に入る人もいるので、サポートしていきながら。チームのこともしっかり見ていきながら、なんとかまずは個人の成績を残せるように、キャリアハイって数字を出せるように来年はやりたいなと思います。

村上 役割は増えましたけど、変わりはないので、役員が変わったからって言われないように、まず連覇できるように。そのまましっかり引き継いでやっていけたらなと思ってます。

-こだわりたい数字、タイトルは

村上 沢村賞は、個人としては狙ってるので、そこかなと思います。

▼村上が阪神の選手会長に就任した。近年の阪神では野手の選手会長が続いており、投手が選手会長を務めるのは80、81年小林繁以来45年ぶり。