楽天浅村栄斗内野手(35)が、全試合出場を宣言した。11日、沖縄県内でチームメートの石原彪捕手(26)らとの合同自主トレを公開。昨季は平成生まれ初の2000安打など数々の節目を迎えた一方で、移籍後最少となる96試合の出場にとどまった。15年8月から続いていた連続試合出場も歴代4位の「1346」でストップ。11年ぶりに2軍落ちを経験するなど苦しんだだけに、今季は悔しさを晴らす1年にする。
◇ ◇ ◇
浅村が落ち着いた口調で全143試合出場への思いを明かした。今季の目標を問われると「大きな目標はないですね」と話した後、こう続けた。「自分は波はありますけど、年間を通して成績を出してきた人間なので、そこに対しては自負はあるし、できるという自信はある。もう1回、全部出るという気持ちを忘れずに。全部出て成績を残すところはぶれないようにやりたい」と決意を込めた。
昨季は苦しんだ。出場96試合は移籍後最少。11年ぶりに2軍降格も経験し、西武時代の15年8月から続いていた連続試合出場は歴代4位の「1346」で止まった。それだけに今季はレギュラーの証しである全試合出場にこだわる。
三木監督は浅村をボイトらとともに4番候補に挙げるが、当の本人は与えられた場所で結果を残すことに徹する。「去年、きつかったんで、いろんな打順打ちましたし、今は4番にこだわりは全くないですね。何番でもいいわけではないですけど、まずは成績を残さないと意味ないので」と引き締めた。
本拠地の楽天モバイル最強パーク宮城は現在改修中で、本塁から左中間フェンスまでの距離が最大6メートル短くなるなど従来よりも球場が狭くなる。「ここ何年かはほんとにホームランが一気に減りましたしね。球場の問題なのか、ボールの問題なのか分からないですけど、バッターにとっては今まで入らなかったものが入る可能性はある。ピッチャー有利でもないし、ホームラン数は伸びるんじゃないかな」と見据えた。
今年はうま年。11月12日に誕生日を迎える年男だが、気持ちは例年と変わらない。「だから何って感じです(笑い)。そんなんにあやかろうと思ってないし、そんなんでね、変わるわけではないので気にしてないですね」。楽天打線の柱が、復活ののろしを上げる。【山田愛斗】