プロ野球は明日2月1日にキャンプインする。日本ハムの選手たちは30日、キャンプ地の沖縄・名護に入った。一足早く同地に先乗りしていた達孝太投手(21)はブルペン入りし、米国自主トレで学んだ改良型スライダーに手応えを得るとともに、北山亘基投手(26)の下半身の動きを観察し、球速アップに向けたヒントをつかんでいた。
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短パン姿の達が暖かい沖縄の地で、目いっぱい腕を振った。「キャンプイン後はユニホーム(や球団練習着)を着ないといけないので、今日は短パンで」。スラリと伸びた長い足を躍動させ36球を投じた。米国自主トレで学んだ改良形スライダーにも「結構、スイーパー系の曲がりなので。空振り取りたいですね」と手応えを感じた。
3月29日開幕3戦目(対ソフトバンク)の先発に指名されている。「シーズンに合わせてどうつくるかは任せられている部分もある。あまり飛ばしすぎずに。いろいろ考えていきたい」。5年目を迎え、自覚は十分。「この時期はとりあえず腕を振って。去年の名護で投げていたイメージより、感覚的には良かった」と口にした。
投球練習前は、先に投げていた北山の下半身の動きを、背後からつぶさに観察した。「(蹴り上げたときに)右の股関節の骨がポンって上に上がるイメージ。上がって、つま先で追い越すみたいな。上に跳ねてるようなイメージで見えてます」。以前から、北山の投球フォームの並進動作が理想的と話しており「あれが球速を生み出している秘けつなのかなと見ていました」と、球速アップへのヒントもつかんでいた。
先乗り自主トレならではの光景で、「キャンプになったら後ろにコーチがいて、なかなか見にくいので」。米国自主トレや先輩の動きから学びつつ、自身も「左足を着くタイミングを変えたら良くなった。ワンテンポ遅らせて足を着く感じ」。常に研究を続け、良い物は取り込み、ベストコンディションに仕立てていく。【永野高輔】