西武に台湾から“2人”の助っ人が加わった。
30日、新入団会見が行われ、昨季まで台湾・統一でプレーしていた林安可外野手(28)も背筋を伸ばした。「西武に入団させていただき、本当にありがとうございました」と折り目正しく話した。
一方で、台湾球界で数多くの豪快本塁打をかっ飛ばしてきた男は、少しだけ声が小さめだ。「自分、性格がシャイなので」と意外なことを打ち明けた。
ファンへのメッセージにも「たぶん声をかけられたら、リアクションはないかもしれないですけど、本当はうれしいです」と照れながらほほ笑む。
新天地に溶け込んでいくための作戦を問われると「今のところないです。通訳さんを通して、選手と交流したいです。自分から声をかけるタイプじゃないので、どんどん声かけてほしい」と答え、その正直っぷりに会見場で笑いが起きた。
となると通訳担当が重要になってくるが、この日、林安可の言葉を丁寧に、豊かな感情をもって和訳していたのが袁嘉迪(えん・ちゃてぃ)通訳(46)だ。
2年ぶりの球団復帰。その表現豊かなキャラクターは、ファンも含めて球団内外で“ジャッキー”の愛称で親しまれてきた。
会見の最後に「通訳さんに期待すること、お願いしたいことは?」と記者から問われた林安可は、袁通訳と目を合わせて笑い、何やら楽しそうにコメント。
「まずはチームメートの名前と顔を紹介してもらいたいです」
実際は他にも何か言葉があったのかと推測され、ジャッキーさんは照れくさそうに和訳していた。【金子真仁】