西武の杉山遥希投手(20)が8日、高知・春野での春季2軍キャンプでブルペン入りし、力のある球を投げ続けた。
球数こそ少なかったものの、小関竜也ファーム監督(49)の「ナイスボール!」の声がブルペンに響いた。左腕の杉山はこのオフ、フォームを変えた。
「今まで右足を上げてから少しためてから投げていたのを、右足を上げてすぐに下ろして投げるようになりました」
エネルギーを逃さない体重移動のまま、強い直球が捕手へ向かっていく。「だいぶストレートが良くなってきた感じはします」と手応えも口にする。
横浜(神奈川)から入団しプロ3年目。1年目も2年目も1軍での先発機会は得たものの、プロ初勝利には届かず、むしろそれぞれ明確な課題の数々を突きつけられた。
「自分の力不足を感じました。1軍では簡単に空振りを取らせてもらえません。もっと進歩しないとこの世界では生き残れないと感じました」
沖縄県内での合同自主トレに参加し、周囲に刺激を受けながら作り上げた今のスタイル。3年目こそ、階段を1歩上がりたい。【金子真仁】