【カープ番コラム】ドラ2斉藤汰直がセットポジション時グラブにユニホームをかぶせる理由とは…

ユニホームをグラブにかけて構える広島ドラフト2位の斉藤汰直投手(撮影・前原淳)=2026年2月14日、コザしんきんスタジアム

選手にはそれぞれこだわりがある。ドラフト2位斉藤汰直投手(22=亜大)はセットポジションのとき、ユニホームをグラブの上にかぶせて構える。14日のブルペン投球でも、1球1球グラブをベルト前に据え、右手でユニホームをグラブにかけてから投球動作に入る。

最近では、ヤクルト投手陣にみられるしぐさだ。昨季までヤクルトでコーチを務めた石井投手コーチは「癖が見えづらいからじゃないかな。そうやっている選手から広まったんだと思う」と説明してくれた。

斉藤はヤクルト投手陣を参考にしたのではなく、癖を隠すためでもなかった。「グラブの親指をかけてリラックスするためです」。一球にすべてを注ぐための準備であり、ルーティンでもある。1球入魂のために欠かせぬ、こだわりなのだ。【広島担当 前原淳】