【広島】羽月隆太郎被告と契約解除「本人からは謝罪の言葉がありました」球団本部長が直接通達

羽月隆太郎被告(2025年4月撮影)

広島は25日、医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕、起訴された羽月隆太郎被告(25)を契約解除したことを発表した。

球団は羽月被告が逮捕、起訴された事態を受け、事実確認をした上で極めて重大な事案であると判断した。鈴木清明球団本部長は「プロ野球選手としてふさわしくなく、社会問題化している事案の大きさを考え、厳格に処分する判断をしました」と説明。

選手会の理解を得た上でコミッショナーの承認を得て、24日に本人に直接契約解除を通達した。「本人からは謝罪の言葉がありました。今後は再発防止に関する指導を徹底し、信頼回復に努めていきます」と改めて表明した。

◆羽月隆太郎(はつき・りゅうたろう)2000年(平12)4月19日、宮崎県生まれ。神村学園では1年時から二塁手レギュラー。2年夏は甲子園に出場し16強入り。18年ドラフト7位で広島に入団。20年8月7日阪神戦でプロ初出場。俊足が武器で、23年から3年連続2桁盗塁。昨季は主に途中出場からリーグ5位タイの17盗塁をマークした。26年の推定年俸は3100万円だった。168センチ、70キロ。右投げ左打ち。

◆エトミデート 短時間作用する鎮静剤。海外では医療分野で使われている場合があるが、日本では未承認。2025年5月26日に医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律第2条第15号に定める「指定薬物」に指定された。使用量によって手足がけいれんして、ゾンビのように見えることから「ゾンビたばこ」とも呼ばれる。厚生労働省のホームページでは「当該成分を含む製品を摂取すると健康被害が起こるおそれがあるため、購入や摂取をしないように注意してください」と注意喚起している。