【ハヤテ】塩崎栄多「このままでは終われない」ドラフトへ向けラストチャンス「勝負の1年」挑む

加入2年目の今季、完全復活から飛躍を目指すハヤテ塩崎

プロ野球ファーム・リーグ中地区のハヤテ塩崎栄多外野手(24=浜松工高出)が「勝負の1年」に挑む。

地元の静岡でセ・パ12球団入りを目指すスラッガーは「今年が本当にラスト(チャンス)だと思っている。このままでは終われないという気持ちでやっている」と言葉に力を込める。

IL徳島から加入1年目の昨季は、4月下旬に自打球が右足を直撃。膝の皿が割れるけがを負い、練習再開までに約2カ月を要した。「技術も気持ち的にも落ちてしまった」。復帰後も思うように状態は戻らず、67試合で打率2割1分、1本塁打に終わった。「自分の打撃ができずにシーズンが終わってしまった。全く納得のいく数字ではない」と厳しい表情で話す。

オフ期間は元西武の鈴木将平外野手(27=静岡高出)と県内で自主トレを行うなど、量を意識してバットを振り込んだ。筋トレに、食事管理も徹底。体脂肪率を4~5%落とした。「去年よりも体のキレが出て、振れている感覚はある。打球の質も良くなっている」。一定の手応えを感じながら準備を進めている。

秋に控えるドラフトに向け、武器の長打力でアピールを狙う塩崎は「ちょこちょこ打っていてもスカウトには見てもらえないと思う。長打の数にこだわっていきたい」と自らに言い聞かせるように言った。再出発を胸に臨む新シーズンは、14日にホームのちゅ~るスタジアム清水で迎えるDeNA戦で幕が明ける。

◆塩崎栄多(しおざき・えいた)2001年(平13)7月2日生まれ、浜松市出身。北浜中で野球を始め、浜松工を経て名城大。卒業後は1年間、IL徳島でプレー。右投げ左打ち。183センチ、93キロ。家族は両親と兄3人。血液型A。